はわやかり投資物語その1 はじめる人が賢い人

1

ここはある会社。
アリとキリギリスとコガネムシが働いています。

ある夏、彼らにボーナスが出ることになりました―。

彼らのボーナスは毎年10万円に決まりました。

アリは言いました。
「子どものためにコツコツ貯めるんだ」

キリギリスは言いました。
「新しいスーツを買って、アレを買って…あと、家族でおいしいものも食べに行って、パーッと使おう

コガネムシは言いました。
「将来が不安だし…そうだ、あれを買おう

コガネムシのつぶやきを聞いて、
アリは「何かを買うよりも、貯めておいた方がいいのに」と思いました。
キリギリスは「将来のことを心配するなんてまだ早いよ」と思いました。

2

3人とも、ボーナスの使い道は毎年同じでした。
そして10年後の夏―。またボーナスの季節がやってきました。

受け取ったボーナスを見つめて、アリは思いました。
預金は元本の100万円と微々たる利子。子どもの学費にはまだ足りないな。
お金が減ってはいないけど、物価も上がってしまったから、『増えた』っていう実感もないな……

キリギリスは思いました。
「今年は何を買おうかな。あれ? 去年のボーナスは何に使ったっけ??? 覚えてないけどまあいいや」

コガネムシは思いました。
そろそろ子どもの教育資金も貯まってきたな♪

 

3

その夏の月末、ランチタイムのこと。
「今月も使いすぎちゃった~」キリギリスはおにぎりすら買えません。

アリのお弁当をつまみ食いしようとすると
  「うちだって余裕はないよ!」と怒られてしまいました。

アリは豪華な弁当を食べるコガネムシを見て、不思議そうに聞きました。
給料やボーナスはみんな同じはずなのに、何でそんなに違うの?

「それはね…」

コガネムシは少し考えてから答えました。
10年前から少しずつ投資をしていたからだね、きっと」

「とうしって何?」アリが聞きました。

「投資というのは、すごく簡単に言えば、『株や投資信託など、値段が変わる金融商品を買ったり売ったりすること』だよ」

「値段が変わるなんて、ちょっとこわい気がするよ」
アリが言いました。

「それは"食わず嫌い"だよ。外見やイメージで決めつけたら損だと思うよ」
コガネムシはにっこり笑いました。

4

でも、なんだか難しそうだな」キリギリスが言いました。
コガネムシはうなずきました。

「うん、そういうイメージだよね。でも実は、投資って、すごく簡単に始められるんだ

「へえ、投資なんて難しい経済誌を読んでいる人しかできないのかと思ってたよ」

コガネムシは首を振り、声を少しひそめました。
「いやいや、今はごく普通のサラリーマンや主婦、学生でも始めている人がたくさんいるんだよ。
アリくんはこの前、『お隣さんが新車を買ったんだ。年収は同じくらいなはずなのに、宝くじでも当たったのかな』って言ってたじゃない? 実は、そのお隣りさんも投資をしてたんだってさ」

アリはため息をつきました。
「え?そうなの!?『生活レベルの違い=年収の違い』だと思っていたよ…」

5

コガネムシは続けました。

「投資を始めた人たちは、
『投資をしないでいた10年後の自分』と
『投資をしていた10年後の自分』に差が出ることがわかっているんだと思うよ」

アリとキリギリスは驚きました。
今、投資を始めるか、始めないかで自分の未来に差が出るなんて!

そしてアリは考えました。
(ボクが投資をしないでさらに10年たったら、コガネムシくんとどんなに違いがでてしまうのだろう…)

アリは言いました。
「コガネムシくん、何から始めたらいいのか、教えてくれないかい?」
キリギリスも「ボクも知りたい!」と言いました。

コガネムシは笑顔で答えました。
「もちろん! 大歓迎だよ!」

こうして、ふたりはコガネムシから投資について学ぶことにしたのです。

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