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合わせて買うならこの1本

合わせて買うならこの1本

投資信託 最初に買うならこの1本!」で晴れて投信デビューを果たした皆様。資産運用では分散投資が肝要と言われていますので、2本目の購入をご検討なさっている方もいらっしゃるかと思います。

一般的に分散投資とは、「攻め」と「守り」を組み合わせた運用をいいます。これに従うなら、「最初に買うならこの1本」でご紹介した「攻めの1本」と「守りの1本」を組み合わせることで事足りるといえます。

しかし、「積極的に運用したいので、次の1本も攻めのスタンスを貫きたい」、「同じ守りのスタンスで、異なる値動きをする(分散効果を期待できる)ファンドはないものか?」とお考えの方もいらっしゃることでしょう。

今回ご紹介する「合わせて買うならこの1本」では、「最初に買うならこの1本」でお選びいただいた「攻めの1本」、「守りの1本」、「おまかせの1本」と同じタイプでありながら、異なる値動きが期待できるファンドを厳選いたしました。「攻め」、「守り」、「おまかせ」それぞれのスタンスを貫きつつ、かつ分散効果も期待できるファンドを2本目に選んでみてはいかがでしょうか。

攻めの分散

最初に買うならこの1本」で「攻めの1本」としてご紹介した「朝日Nvestグローバル バリュー株オープン」は長期での優秀な運用実績が魅力ですが、良いときと悪いときの値動きの幅が大きいのが気になるところです。同じ株式でもちょっと違った値動きが期待できる株式ファンドはないだろうか・・・そういったニーズに応えるのが金鉱株ファンドです。

本コーナー「攻めの分散」でご紹介する「ブラックロック・ゴールド・ファンド」は、南アフリカ、オーストラリア、カナダ、アメリカ等の金鉱企業の株式(金鉱株)を中心にその他鉱業株式に投資するファンド。「有事の金」と良く言われるように、金価格は市場の危機が高まったときに上昇する傾向にあり、古くから株式市場と異なる値動きをすることで知られています。当ファンドの主な投資対象である金鉱株は、金価格に連動する傾向があることから、一般的な株式ファンドとの分散効果が高いのが魅力です。

当ファンドは、株式ファンドのなかでも値動きが大きい部類にあることから積立投資で始めるのがおすすめです。なお、当ファンドは設定来、参考指標を大きく上回る傾向にあり、運用力の面でも期待できるファンドです。

守りの分散

最初に買うならこの1本」で「守りの1本」としてご紹介した「マニュライフ・フレキシブル戦略ファンド Cコース(為替ヘッジあり・年2回)」は、世界のさまざまな債券に分散投資しながら、国債よりも相対的に高い金利を積み上げていく運用が特徴のファンドです。

一方、本コーナー「守りの分散」でご紹介する「テンプルトン世界債券ファンド 限定為替ヘッジコース」は、世界の国債(新興国も含む)を主な投資対象とし、為替リスクをコントロールしながらも、為替差益を獲得する運用に秀でたファンドです。両ファンドとも、為替リスクに配慮する運用に違いはありませんが、積極性という観点では「テンプルトン世界債券ファンド 限定為替ヘッジコース」に分があり、その投資姿勢の違いから同じ債券に投資するファンドでありながら、高い分散効果が期待できます。

当ファンドの日本での知名度はまだ低いですが、同様の運用戦略を採用する外国籍ファンドの総運用資産残高は11兆円超(2014年8月末時点)と世界最大規模を誇り、設定来約28年間(同年同月末時点)の運用成績は803.71%と約9倍に成長しています。

おまかせの分散

最初に買うならこの1本」で「おまかせの1本」としてご紹介した「トレンド・アロケーション・オープン」は、価格トレンドに応じて高リスク資産と低リスク資産の配分を調整しながら、右肩上がりの運用成果を目指すファンド。一般的に、こうした「価格トレンド」に基づく運用を「順張り運用」といいます。

一方、本コーナーでご紹介する「野村グローバル・ロング・ショート」は「逆張り運用」のファンドです。「逆張り運用」とは、「割安な資産を買う」あるいは「割高な資産を売る」運用のこと。当ファンドは、主に先進国の株式・債券先物取引、為替予約取引を活用して、逆張り運用を行うことで右肩上がりの運用成果を目指すファンドです。その運用の特徴から、割安な資産が急反発する局面、割高な資産が急落する局面で高い収益機会が生まれます。

「トレンド・アロケーション・オープン」とは全く逆の運用戦略を採用しているため、両ファンドを合わせることで高い分散効果が期待できることでしょう。ネット証券専用のファンドで、販売手数料が無料であることも魅力のひとつです。

吉井 崇裕 (よしい たかひろ)

楽天証券経済研究所 ファンド・アナリスト
AFP、ファイナンシャル・プランニング技能士

<略歴>
モーニングスター、三菱アセット・ブレインズでは、ファンド・アナリスト、朝日ライフアセットマネジメントでは、販売および、運用関連業務に従事し、投資信託業界での販売・運用・評価分析という幅広い経験から業界の裏事情まで熟知。定量・定性の両面から投資信託を評価できるファンド・アナリスト。

投資信託のリスクと費用について

投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、買付手数料等の費用が異なり、多岐にわたりますので、当該商品の目論見書、契約締結前交付書面等をよくお読みになり、内容について十分にご理解いただくよう、お願いいたします。

投資信託の取引にかかるリスク
  • 主な投資対象が国内株式

    組み入れた株式の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。

  • 主な投資対象が円建て公社債

    金利の変動等による組み入れ債券の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。

  • 主な投資対象が株式・一般債にわたっており、かつ、円建て・外貨建ての両方にわたっているもの

    組み入れた株式や債券の値動き、為替相場の変動等の影響により基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。

投資信託の取引にかかる費用

各商品は、銘柄ごとに設定された買付又は換金手数料(最大税込4.32%)およびファンドの管理費用(含む信託報酬)等の諸経費をご負担いただく場合があります。また、一部の投資信託には、原則として換金できない期間(クローズド期間)が設けられている場合があります。

  • お買付時にお客様に直接ご負担いただく主な費用

    「買付手数料」:ファンドによって異なります。

  • 保有期間中に間接的にご負担いただく主な費用

    「ファンドの管理費用(含む信託報酬)」:ファンドによって異なります。

  • ご換金時にお客様に直接ご負担いただく主な費用

    「信託財産留保額」「換金手数料」:ファンドによって異なります。

買付・換金手数料、ファンドの管理費用(含む信託報酬)、信託財産留保額以外にお客様にご負担いただく「その他の費用・手数料等」には、信託財産にかかる監査報酬、信託財産にかかる租税、信託事務の処理に関する諸費用、組入有価証券の売買委託手数料、外貨建資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息等がありますが、詳細につきましては「目論見書」で必ずご確認いただきますようお願いいたします。
また、「その他の費用・手数料等」については、資産規模や運用状況によって変動したり、保有期間によって異なったりしますので、事前に料率や上限額を表示することはできません。
各商品のお取引にあたっては、当該商品の目論見書、契約締結前交付書面等をよくお読みになり、内容について十分にご理解いただくよう、お願いいたします。

投資信託に関する情報提供について

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