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第18章 フィナンシャル・フューチャーズ その2

  • 海外先物取引

本章のまとめ

  1. 株価指数先物のエクスピレーションは四半期ごとである

  2. 株価指数先物は期先のコントラクトの流動性がとりわけ低いのが特徴

  3. 出来高を確認して一番ポピュラーなコントラクトを取引する

  4. 日経225先物はスプレッドを確認してからトレードするか決めること

株価指数先物のエクスピレーション

株価指数先物のエクスピレーションはこれまで見てきた穀物や原油などと少し違います。

もっと単純なのです。

つまり四半期ごと、具体的には3月、6月、9月、12月がエクスピレーションになります。

なぜ限月が少ないかというと穀物のように収穫や商品の持ち込みの便宜に配慮する必要がないからです。

エクスピレーションが1年に4回しか無いということは限月を気にしてせわしくトレードする必要がそれだけ少ないわけですから歓迎すべきだと思います。

期先のトレードをしないこと

株価指数先物の場合、期先のコントラクトの流動性はとりわけ低いのが一般的です。

例えば下は2010年9月23日のザラバのE-mini S&P500の状況を示したものです。

銘柄 ビッド(Bid) アスク(Ask) 出来高
ESZ0 2010年12月 1130.00 1130.25 1,318,052
ESH1 2011年3月 1124.5 1125.25 226
ESM1 2011年6月 1119.25 1120.25 14
ESU1 2011年9月 1105.75 1124.75 10

先ず出来高に注目して頂きたいのですが、期近(きぢか=つまり最もエクスピレーションが近いコントラクトのこと)の出来高が圧倒的に大きいことがわかります。

出来高が多いということは流動性が高いわけですから、それだけポジションを建てたり処分したりすることもしやすいのです。

この理由からだけでも期近のコントラクトをトレードする意味があります。

別の言い方をすればどのコントラクトを取引すれば良いか迷ったら、まず出来高のところをチェックし、いちばん多いものをトレードすれば良いのです。

  • ヒント

    どのコントラクトをトレードすれば良いか迷ったら、まず出来高を見て一番多いものを選ぶこと。

ビッド・アスクのスプレッドに注目

次に先ほどの例でビッド(Bid)とアスク(Ask)のかい離に注目したいと思います。

銘柄 ビッド(Bid) アスク(Ask) かい離(%)
ESZ0 2010年12月 1130.00 1130.25 0.25(0.022%)
ESH1 2011年3月 1124.5 1125.25 0.75(0.067%)
ESM1 2011年6月 1119.25 1120.25 1.00(0.089%)
ESU1 2011年9月 1105.75 1124.75 19.00(1.718%)

すると期近のコントラクト(=2010年12月)は極めてビッド・アスクのスプレッド(=かい離)が狭いことがわかります。

なお前回(第17章)で示したE-mini S&P500の最小ティック価値は$12.5ですから言葉を換えて言えば0.25ポイント動くたびに12ドル50セント得したり損したりするわけです。

このことを頭に入れながらもう一度上の表を見てください。

2010年12月のコントラクトのスプレッドは0.25ですから12ドル50セントです。でもその次の2011年3月のスプレッドは0.75ですからこれを選ぶだけで3倍のスプレッド・コスト(=37ドル50セント)を支払うことになるのです!

さらに2011年9月のコントラクトに至っては、かい離は19.0ポイントですから、これは76ティック分に相当します。すると:

76 × $12.5 = $950

となるのです。いま1ドル=82円で計算すると約7万8千円をドブに捨てたのと同じです。

  • ヒント

    ビッド・アスクのかい離に注目し、あまり離れてしまっている場合はそのコントラクトをトレードすることは避けよう!

いまこの発想を「どのトレード対象を選ぶか?」という問題にあてはめると、例えば日本のトレーダーの方はどうしても日経225への愛着があります。

それは日経225に日頃から一番なじみがあるから当然なわけですけど、それと同時に我々はS&P500も日経225も大体、ザラバではおなじような動きをするということもよく知っているわけです。

すると、いつもの惰性から知らず知らずのうちに日経225を何も考えずに取引してしまう前に1.流動性(=出来高はたくさん出来ているか?)と2.ビッド・アスクのスプレッドはかけ離れてしまっていないか? という2点をちゃんとチェックしてからトレードすることが好ましいことがおわかりいただけると思います。

海外先物取引

海外先物取引にかかるリスク
海外先物取引の価格は対象となっている株価指数や商品等の価格の変動、または金利、通貨、経済指標、政治情勢の変化等、さまざまな要因により上下するため、これにより損失が生じるおそれがあります。とくに海外商品先物取引は、それぞれの商品(コモディティ)に特有なファンダメンタルズ(経済の基礎的要因)の影響を受ける等のリスクがあります。また、海外先物取引は差し入れた委託証拠金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。その損失額は差し入れた委託証拠金を上回るおそれがあります。委託証拠金率が一定率を下回った場合、ロスカットルール(※)により全ポジションが強制決済されます。市場環境が急激に変動する場合には、ロスカット価格がロスカットルール適用時の価格から大きく乖離して約定することがあり、その結果、損失額が委託証拠金の額を上回る可能性があります。
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