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第16章 エネルギー その2

  • 海外先物取引

本章のまとめ

  1. 原油は金融商品先物を除けば最も活発に取引されるコモディティである

  2. ライト・スイート・クルード・オイルというのは等級を表わしている

  3. 原油は埋蔵量ではサウジ、生産量ではロシア、消費量では米国が第1位である

  4. ヘンリー・ハブというのは天然ガスの指標銘柄を指す

  5. 天然ガスは埋蔵量ではロシア、生産・消費量では米国が第1位である

原油

米国におけるエネルギーの消費の内訳をみると石油が全体の40%、天然ガスが22%、石炭が23%、原子力が8%、リニューアブル・エナジーが7%となっています。なかでも原油は金融商品の先物を除けばもっとも活発に取引されるコモディティです。

ライト・スイート・クルード・オイルの名前はどこから来ているのか?

原油は硫黄の含有率ならびに粘性の視点から等級分けされます。

硫黄をたくさん(0.5%以上)含んだ原油は「すっぱい(sour)」と称され、また硫黄分が少ない原油は「甘い(sweet)」と称されます。

粘性はAPI比重(American Petroleum Institute Gravity)という尺度で判断され、この指数が20以上であれば「軽い」、20以下であれば「重い」と言われます。

先物の代表的な銘柄にライト・スイート・クルード・オイル(Light Sweet Crude Oil)という指標銘柄があるわけですが、そのライト(=軽い)とかスイート(=甘い)とかは上に示したような基準からそう定義されているわけです。

原油市場の概要

世界の原油確認埋蔵量を見るとサウジアラビアが2,646億バレルで世界最大です。次に大きな確認埋蔵量を誇っているのはベネズエラで1,723億バレル、そしてイランの1,376億バレルと続きます。

世界の原油確認埋蔵量シェア(%、2009年、BP)

次に2009年の世界の原油生産を見るとロシアが約1,000万バレル/日生産しており首位です。続いてサウジアラビアが971万バレル/日となっています。

世界の原油生産シェア(%、2009年、BP)

次に主な消費国を見ます。アメリカが1,869万バレル/日と首位です。続いて中国が863万バレル/日となっています。

世界の原油消費シェア(%、2006年、BP)

天然ガス

天然ガスは全米のエネルギー消費の22%を占めており、工業向け、発電、冷暖房などに使用されています。

天然ガスの使途(%、DOE)

天然ガスの特徴は、化石燃料の中では最もクリーンだという点です。

天然ガス価格はボラティリティが極めて高いです。

  • ヒント

    天然ガス価格はボラティリティが極めて高い。

天然ガスは気体であるため運搬や取扱に特別の装置や注意が必要となります。

米国での指標銘柄はヘンリー・ハブと呼ばれるコントラクトです。ルイジアナ州にあるヘンリー・ハブという天然ガスの集積地に一旦、天然ガスが集められ、そこからパイプラインを経由して全米に送られているわけです。

天然ガスの確認埋蔵量のシェアではロシアが44兆立方メートルで圧倒的に首位です。ロシアの可採年数は84年です。第2位はイランで29.6兆立方メートルです。

天然ガスの確認埋蔵量シェア(%、2009年、BP)

次に天然ガスの生産を見ると米国が5,934億立方メートルで首位です。但し米国は確認埋蔵量が6.9兆立方メートルと少ないため、可採年数は11.7年しかありません。

天然ガスの生産シェア(%、2009年、BP)

次に天然ガスの消費シェアを見るとアメリカが6,466億立方メートルで第1位です。ロシアが第2位で3,897億立方メートルとなっています。また他のエネルギーのカテゴリーに比べて中国の比率が3%と低い点に注目してください。

天然ガスの消費シェア(%、2009年、BP)

米国のエネルギー省は主要エネルギー源の中で天然ガスの需要が最も急成長すると予想しています。

海外先物取引

海外先物取引にかかるリスク
海外先物取引の価格は対象となっている株価指数や商品等の価格の変動、または金利、通貨、経済指標、政治情勢の変化等、さまざまな要因により上下するため、これにより損失が生じるおそれがあります。とくに海外商品先物取引は、それぞれの商品(コモディティ)に特有なファンダメンタルズ(経済の基礎的要因)の影響を受ける等のリスクがあります。また、海外先物取引は差し入れた委託証拠金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。その損失額は差し入れた委託証拠金を上回るおそれがあります。委託証拠金率が一定率を下回った場合、ロスカットルール(※)により全ポジションが強制決済されます。市場環境が急激に変動する場合には、ロスカット価格がロスカットルール適用時の価格から大きく乖離して約定することがあり、その結果、損失額が委託証拠金の額を上回る可能性があります。
委託証拠金等について
海外先物取引をおこなうには委託証拠金の差し入れが必要です。必要委託証拠金は各外国金融商品取引所または各外国商品取引所が発表するイニシャル証拠金(発注時証拠金)、メンテナンス証拠金(維持証拠金)およびSPAN(シカゴマーカンタイル取引所が開発した証拠金計算方法)をもとに当社が定めます。
※海外先物取引について、必要な証拠金に対する取引金額の比率は、銘柄によって異なるため記載することができません。以下のウェブページをご覧ください。
海外先物取引にかかる費用
円建てのEquity Index(株価指数)の取引手数料は400円(税込432円)/1枚、ミニ先物(SGX)は200円(税込216円)/1枚、ミニ先物(CME)は300円(税込324円)/1枚がかかります。米ドル建てのEquity Index(株価指数)の取引手数料は4.5米ドル(税込4.86米ドル)/1枚がかかります。Energy(エネルギー)、Metals(金属)、Agriculture(農産物)の取引手数料は6.0米ドル(税込6.48ドル)/1枚、ミニ先物は4.5米ドル(税込4.86米ドル)/1枚、マイクロ先物は2.5米ドル(税込2.7米ドル)/1枚がかかります。(米セント未満切捨)

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