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第11章 穀物 その1

  • 海外先物取引

本章のまとめ

  1. 穀物の取引は先物の発展の歴史そのもの

  2. 収穫年というサイクルの概念を頭に入れる事

  3. 植付け、授粉時がいちばん天候リスクに左右されやすい

  4. 穀物のコントラクトは株価指数に比べて値動きが荒い

  5. 穀物のコントラクトは流動性が比較的低い

先物の歴史と密接に関わる穀物

穀物などの農産物は別称農業コモディティ(Agricultural commodities)とも呼ばれ、「アグス(Ags)」と略される場合もあります。

楽天証券の海外先物では大豆(Soybeans)、小麦(Wheat)、とうもろこし(Corn)のラージとミニの各3銘柄、合計6銘柄を扱っています。これらの商品はいずれもCBOT(Chicago Board of Trade)で取引されています。

穀物の取引は先物の発展の歴史そのものであると言っても過言ではありません。

そもそもシカゴで先物取引が発達した理由は、そこがアメリカの穀倉地帯であり、また、農産物の集積地だったからです。農家の人々はその年の作柄の良し悪しから生じるリスクを軽減する必要があったので先物取引を始めたのです。

穀物の生産は比較的レーバー・インテンシブ(人手がかかること)であり、また農業機械などの運転のためのコストもかかります。従って農家はある程度収穫期に穀物を売却する際の価格を早い段階でロックイン(確定)しておき、最低限の利益を確保したいと考えるわけです。

収穫サイクルと農産物価格

穀物の価格は収穫年(crop year)というサイクルに応じて変動します。つまり個々の農作物が植付けされてから収穫されるまでを収穫年と呼ぶのです。

  • ヒント

    穀物の価格は収穫年と呼ばれるサイクルに応じて変動します。

3月から5月にかけての春先はとうもろこしや大豆の植付け(planting)シーズンです。この時期に適切な降雨が必要です。逆にこの時期に大雨に見舞われると植付けが遅れたりする場合もあります。

このように春先の天候はその年の作柄に大きな影響を与えます。だから自ずとこの時期は穀物にとって不確実性が高く、その分、穀物の相場は強含みます。別の言い方をすれば天候リスクのリスク・プレミアムが穀物相場の価格に織り込まれているわけです。

二つ目の注意すべき時期は授粉(pollination)の時期です。とうもろこしは6月、大豆は8月です。通常、授粉期の天候不順は植付け期の天候不順より穀物の供給に与える影響は小さいと言われています。また授粉期はそれらの穀物の価格がラリー(上昇)しやすいと言われています。

  • ヒント

    植付けならびに授粉の時期がいちばん天候リスクに晒される時である。

収穫期は10月と11月です。なお小麦価格は11月と12月は弱含む事が多いことが知られています。

なお、冬の間はシカゴのトレーダー達はブラジルの天候に気を配ります。それは南半球ではちょうど収穫年がアメリカと逆になるからです。

穀物の取引

穀物の先物(ラージ)のコントラクト・サイズ(取引単位)は大豆、小麦、とうもろこしのいずれも5,000ブッシェルです。穀物の呼値はドルで表示されています。

【参考例】Corn Futures 2010年12月コントラクト
コード:CZ0
Bid 4.9125
Ask 4.9150

という感じです。呼値もドルに合わせていますので最小単位は0.0025ドルとなります。すると最小単位価格が変化したときの利益は1コントラクト当たりで$12.5増えることになるのです。

いま仮にとうもろこし価格が$4.91から$4.92へと100分の1ドル上昇した場合、この上昇は50ドルの利益になります。

  ラージ (コード) ミニ (コード)
とうもろこし Corn C Mini-Sized Corn YC
小麦 Wheat W Mini-Sized Wheat YW
大豆 Soybeans S Mini-Sized Soybeans YK

トレードの際に気をつけること

穀物のコントラクトは株価指数先物と比べると出来高が少ないです。このため価格の変動は時として激しくなりやすいです。またチャート的にもギャップが多いです。

  • ヒント

    穀物の先物は株価指数先物に比べると流動性が低いし値動きが荒いです。

海外先物取引

海外先物取引にかかるリスク
海外先物取引の価格は対象となっている株価指数や商品等の価格の変動、または金利、通貨、経済指標、政治情勢の変化等、さまざまな要因により上下するため、これにより損失が生じるおそれがあります。とくに海外商品先物取引は、それぞれの商品(コモディティ)に特有なファンダメンタルズ(経済の基礎的要因)の影響を受ける等のリスクがあります。また、海外先物取引は差し入れた委託証拠金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。その損失額は差し入れた委託証拠金を上回るおそれがあります。委託証拠金率が一定率を下回った場合、ロスカットルール(※)により全ポジションが強制決済されます。市場環境が急激に変動する場合には、ロスカット価格がロスカットルール適用時の価格から大きく乖離して約定することがあり、その結果、損失額が委託証拠金の額を上回る可能性があります。
委託証拠金等について
海外先物取引をおこなうには委託証拠金の差し入れが必要です。必要委託証拠金は各外国金融商品取引所または各外国商品取引所が発表するイニシャル証拠金(発注時証拠金)、メンテナンス証拠金(維持証拠金)およびSPAN(シカゴマーカンタイル取引所が開発した証拠金計算方法)をもとに当社が定めます。
※海外先物取引について、必要な証拠金に対する取引金額の比率は、銘柄によって異なるため記載することができません。以下のウェブページをご覧ください。
海外先物取引にかかる費用
円建てのEquity Index(株価指数)の取引手数料は400円(税込432円)/1枚、ミニ先物(SGX)は200円(税込216円)/1枚、ミニ先物(CME)は300円(税込324円)/1枚がかかります。米ドル建てのEquity Index(株価指数)の取引手数料は4.5米ドル(税込4.86米ドル)/1枚がかかります。Energy(エネルギー)、Metals(金属)、Agriculture(農産物)の取引手数料は6.0米ドル(税込6.48ドル)/1枚、ミニ先物は4.5米ドル(税込4.86米ドル)/1枚、マイクロ先物は2.5米ドル(税込2.7米ドル)/1枚がかかります。(米セント未満切捨)

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