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Lesson 4
「証拠金取引」とは?

  • 日経225先物/日経225ミニ

今回は、「日経225ミニ取引」をおこなうにあたって、必ず理解しておかなくてはならない「証拠金」についてご説明いたします。

「日経225ミニ取引」は、差金(取引により生じた損益の部分)の授受のみであり、代金の支払い等がないので、取引(契約)を担保するために「証拠金」が必要となります。

この「証拠金」は、「日経225ミニ取引」で損失が生じた場合でも決済ができるように預けておく、保証金のようなものです。

また、日経平均の変動の大きさによって、毎週、金額が見直されるという特徴があり、さらに、証券会社ごとに注文を出すときに必要な証拠金の金額は異なります。

楽天証券で「日経225ミニ」を1枚注文を出す場合に必要な証拠金は、2014年3月20日(木)時点では、大阪取引所の定める証拠金の額69,000円に1.0倍の掛目をかけた69,000円となります。

ただし、この1.0倍の掛目自体は、相場変動状況等を楽天証券が総合的に勘案して、状況に応じて変更をおこなっています。

Lesson2で具体的な取引例を説明しているように(Lesson 2参照)、「日経225ミニ取引」は、取引金額(約定値段の100倍に取引数量を乗じた金額)に比べ、少額の「証拠金」で取引をおこないます。

よって、「証拠金」の数十倍程度が、取引金額となります。

そのため、大きな利益が期待できる一方で、相場が予想に反して推移した場合には損失が膨らむ可能性があります。
また、その場合、相場の値動きの状況に応じて適切な対応をしないと、取引の担保として預けた「証拠金」以上の損失が生じることがあります。

相場の見通しは必ずしも予測のとおり動くとは限りません。
わずかな変動でも損益に大きな影響を及ぼします。

このため、取引の際は、あらかじめ自分なりの投資方針(投資限度額、利益目標、損失限度額など)を決めておき、適切な対処がとれる余裕を自分自身に持たせておくことが重要です。

それでは、次回は、「日経225ミニ」が取引可能な時間帯はいつなの? といったような制度面について、ご説明させていただきます。

先物・オプション取引のリスクと費用について

先物・オプション取引にかかるリスク

先物・オプションの価格は、対象とする株価指数や商品市場の相場の変動等により上下しますので、これにより損失が生じるおそれがあります。また、先物取引は、少額の証拠金で当該証拠金の額を上回る額の取引をおこなうことができ、大きな損失が発生する可能性があります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。大阪取引所において、同一の先物・オプション口座で指数先物取引以外の先物取引又はオプション取引(商品先物取引、オプション取引)を取引する場合、当該先物・オプション取引口座内での取引の証拠金は一体として計算・管理されるため、指数先物取引以外の取引において相場の変動により証拠金が不足し、証拠金の追加差入れ又は追加預託が必要になる場合があります。また、所定の時限までに証拠金を差し入れ又は預託しない場合や、約諾書の定めによりその他の期限の利益の喪失の事由に該当した場合には、それが対象の先物取引に関して発生したものでなくても、その他の先物・オプション取引の建玉が決済される場合もあります。更にこの場合、その決済で生じた損失についても責任を負うことになります。オプション取引はオプションを行使できる期間には制限があります。また、オプションの市場価格は、現実の株価指数の変動等に連動するとは限りません。価格の変動率は現実の株価指数の変動率に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失が発生する可能性があります。

オプション取引における買方特有のリスク

オプションは期限商品であり、買方が期日までに権利行使または転売をおこなわない場合には権利は消滅し、買方は投資資金の全額を失うことになります。

オプション取引における売方特有のリスク

売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、売方は、オプション取引が成立したときは、証拠金を差し入れまたは預託しなければなりません。大阪取引所において、同一の先物・オプション口座でオプション取引以外の先物取引(指数先物取引、商品先物取引)を取引する場合、当該先物・オプション取引口座内での取引の証拠金は一体として計算・管理されるため、オプション取引以外の取引において相場の変動により証拠金が不足し、証拠金の追加差入れ又は追加預託が必要になる場合があります。また、所定の時限までに証拠金を差し入れ又は預託しない場合や、約諾書の定めによりその他の期限の利益の喪失の事由に該当した場合には、それが対象のオプション取引に関して発生したものでなくても、その他の先物・オプション取引の建玉が決済される場合もあります。更にこの場合、その決済で生じた損失についても責任を負うことになります。売方は、権利行使の割当てを受けた際には必ずこれに応じる義務があり、権利行使価格と最終清算指数(SQ値)の差額を支払う必要があります。

先物取引にかかる費用

1枚あたり以下の取引手数料がかかります。
銘柄名 取引手数料
日経225先物取引 275円(税込)/枚
日経225ミニ先物取引 38.5円(税込)/枚(1円未満切捨)
日経225マイクロ先物取引 11円(税込)/枚
東証グロース市場250指数先物取引 41.8円(税込)/枚(1円未満切捨)
金先物・白金先物・銀先物・パラジウム先物・ゴム先物・とうもろこし先物・大豆先物・小豆先物取引 275円(税込)/枚
金ミニ先物・白金ミニ先物・金スポット・白金スポット取引 77円(税込)/枚

オプション取引にかかる費用

日経225オプション取引は1取引あたり、日経225ミニオプションは1枚あたり以下の手数料がかかります。
銘柄名 取引手数料
日経225オプション取引 売買代金の0.198%(税込)最低手数料198円(税込)(1円未満切捨)
日経225ミニオプション取引 19.8円(税込)/枚(1円未満切捨)

委託証拠金等について

先物・オプション取引をおこなうには、委託証拠金の差し入れが必要です。必要委託証拠金はVaR方式(特定のポジションを一定期間保有すると仮定した場合において、将来の価格変動により一定の確率の範囲内で予想される損失をカバーする額を計算する方法)によって計算され、「(取引所証拠金額×当社が定める証拠金掛目)-ネット・オプション価値総額+先物両建て証拠金」となります。

※先物両建て証拠金=銘柄ごとの両建て枚数×両建てにかかる限月の中で最も高い1枚あたりの取引所証拠金額×当社が定める証拠金掛目
※先物両建て証拠金は、価格の変動に損益が連動しない建玉(両建玉)を保有している場合であっても、上記算出式に基づく証拠金額が必要です。
※両建て取引は経済合理性に欠くおそれがあり、費用も二重にかかることをご理解のうえで、お取引ください。


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