番外編 これだけは知っておきたい注文方法

「逆指値注文」の発注方法

注文を出したい商品の「市況情報」や「テクニカルチャート」などの画面上で右クリックすると、サブメニューが表示されます。「先物OP取引」を選んで、「個別注文」や「複数注文」などの取引を選択します。ここでは、例として「個別注文」の「新規注文」を選択します。また、画面右上の「注文」からも注文画面を表示することができます。

  • 逆指値注文、逆指値付通常注文は、いわゆるUターン注文(買い注文と売り注文を同時に発注)とは異なります。

「逆指値注文」の発注方法について

注文画面

選択した取引に応じて「注文画面」が表示されますので、 「逆指値注文」ボタンをクリックして、「売買」「数量」「市場価格」や「執行条件」などを入力してください。

  1. 「逆指値注文」ボタンをクリック

    POINT!
    発注方法は「通常注文」「逆指値付通常注文」「逆指値」の中から選択できます。
    「逆指値注文」は、レンジ抜けの買いや売りを行いたい場合や「転売・買戻注文」時の損失限定や利益確定を行う場合に便利です。

  2. 逆指値条件を指定

  3. 「確認」で注文確認画面へ

「逆指値注文」を使いこなす3つの投資シチュエーション

ストップロス(損失限定)

ストップロス(損失限定)

9,000円で購入した日経225ミニ先物の値下がりリスクをヘッジするため、「8,000円に値下がりしたら売り」の逆指値注文を行う。値段が上昇すればそのまま保持。一方、値段が値下がりしても、損失は10万円(1,000円×100倍)に限定できる。

利益確定

利益確定

8,000円で購入した日経225ミニ先物が10,000円に値上がりした。最低限の利益確保を考え「9,000円に値下がりしたら売り」の逆指値注文を行う。このまま値段が上昇すれば利益を追求。値段が下落に転じても最低10万円(1,000円×100倍)の利益確保が見込める。値段の上昇にあわせて逆指値注文の条件を切り上げていく使い方もできる。

トレンドフォロー(利益追求)

トレンドフォロー(利益追求)

値段が8,000円から9,000円の間でボックス相場を形成している相場状況。9,000円の壁を突破すれば本格的な上昇局面だと考え、「9,000円に値上がりしたら買い」の逆指値注文を行う。上昇トレンドのタイミングを逃さず投資できる。

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先物・オプション取引のリスクと費用について

先物・オプション取引にかかるリスク

先物・オプションの価格は、対象とする株価指数や商品市場の相場の変動等により上下しますので、これにより損失が生じるおそれがあります。また、先物取引は、少額の証拠金で当該証拠金の額を上回る額の取引をおこなうことができ、大きな損失が発生する可能性があります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。大阪取引所において、同一の先物・オプション口座で指数先物取引以外の先物取引又はオプション取引(商品先物取引、オプション取引)を取引する場合、当該先物・オプション取引口座内での取引の証拠金は一体として計算・管理されるため、指数先物取引以外の取引において相場の変動により証拠金が不足し、証拠金の追加差入れ又は追加預託が必要になる場合があります。また、所定の時限までに証拠金を差し入れ又は預託しない場合や、約諾書の定めによりその他の期限の利益の喪失の事由に該当した場合には、それが対象の先物取引に関して発生したものでなくても、その他の先物・オプション取引の建玉が決済される場合もあります。更にこの場合、その決済で生じた損失についても責任を負うことになります。オプション取引はオプションを行使できる期間には制限があります。また、オプションの市場価格は、現実の株価指数の変動等に連動するとは限りません。価格の変動率は現実の株価指数の変動率に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失が発生する可能性があります。

オプション取引における買方特有のリスク

オプションは期限商品であり、買方が期日までに権利行使または転売をおこなわない場合には権利は消滅し、買方は投資資金の全額を失うことになります。

オプション取引における売方特有のリスク

売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、売方は、オプション取引が成立したときは、証拠金を差し入れまたは預託しなければなりません。大阪取引所において、同一の先物・オプション口座でオプション取引以外の先物取引(指数先物取引、商品先物取引)を取引する場合、当該先物・オプション取引口座内での取引の証拠金は一体として計算・管理されるため、オプション取引以外の取引において相場の変動により証拠金が不足し、証拠金の追加差入れ又は追加預託が必要になる場合があります。また、所定の時限までに証拠金を差し入れ又は預託しない場合や、約諾書の定めによりその他の期限の利益の喪失の事由に該当した場合には、それが対象のオプション取引に関して発生したものでなくても、その他の先物・オプション取引の建玉が決済される場合もあります。更にこの場合、その決済で生じた損失についても責任を負うことになります。売方は、権利行使の割当てを受けた際には必ずこれに応じる義務があり、権利行使価格と最終清算指数(SQ値)の差額を支払う必要があります。

先物取引にかかる費用

1枚あたり以下の取引手数料がかかります。
銘柄名 取引手数料
日経225先物取引 275円(税込)/枚
日経225ミニ先物取引 38.5円(税込)/枚(1円未満切捨)
日経225マイクロ先物取引 11円(税込)/枚
東証グロース市場250指数先物取引 41.8円(税込)/枚(1円未満切捨)
金先物・白金先物・銀先物・パラジウム先物・ゴム先物・とうもろこし先物・大豆先物・小豆先物取引 275円(税込)/枚
金ミニ先物・白金ミニ先物・金スポット・白金スポット取引 77円(税込)/枚

オプション取引にかかる費用

日経225オプション取引は1取引あたり、日経225ミニオプションは1枚あたり以下の手数料がかかります。
銘柄名 取引手数料
日経225オプション取引 売買代金の0.198%(税込)最低手数料198円(税込)(1円未満切捨)
日経225ミニオプション取引 19.8円(税込)/枚(1円未満切捨)

委託証拠金等について

先物・オプション取引をおこなうには、委託証拠金の差し入れが必要です。必要委託証拠金はVaR方式(特定のポジションを一定期間保有すると仮定した場合において、将来の価格変動により一定の確率の範囲内で予想される損失をカバーする額を計算する方法)によって計算され、「(取引所証拠金額×当社が定める証拠金掛目)-ネット・オプション価値総額+先物両建て証拠金」となります。

※先物両建て証拠金=銘柄ごとの両建て枚数×両建てにかかる限月の中で最も高い1枚あたりの取引所証拠金額×当社が定める証拠金掛目
※先物両建て証拠金は、価格の変動に損益が連動しない建玉(両建玉)を保有している場合であっても、上記算出式に基づく証拠金額が必要です。
※両建て取引は経済合理性に欠くおそれがあり、費用も二重にかかることをご理解のうえで、お取引ください。

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