2019/6/25(火)に、三菱UFJ国際投信より、上海証券取引所に上場する中国A株(人民元建て)を投資対象とする「MAXIS HuaAn中国株式(上海180A株)上場投信(銘柄コード:2530)」が東京証券取引所に新たに上場。当ETFを活用することで、中国の上海証券取引所に上場するA株のうち、時価総額および流動性の高い企業、すなわち、中国の主たる企業180社に投資することが可能となります。
また手数料0円ETFプログラム対象銘柄で、売買手数料(現物取引・信用取引)は無料です。 ぜひ、中長期での資産形成の投資先としてご活用ください。
昨年2018年は、米中貿易摩擦などを背景とした中国経済の減速懸念などから中国株式市場は約マイナス27%と大幅下落しました。
しかし、2019年に入ると、貿易摩擦解消に向けた交渉進展に対する期待感などから急反発し、年初から4月末までで約32%プラスとなっています。
出所:
Bloombergのデータを基に三菱UFJ国際投信作成
2019年年初来のパフォーマンスは堅調な中国株ですが、三菱UFJ国際投信が考える中国株式市場の3つの注目点についてご説明します。
2012年以降の中国株のPER(株価収益率)は、日本株と比較すると低い水準となっています。
出所:
Bloombergのデータを基に三菱UFJ国際投信作成
2019年2月、MSCIが新興国および全世界の主要株式指数における、中国A株の組入比率の段階的な引き上げスケジュールを発表しました。
MSCIが算出・公表する指数は、世界の多くの機関投資家がベンチマークとして使用しています。 ここでは一例として新興国株式指数をあげていますが、中国A株の比率が、1.5%⇒2.1%⇒3.3%と段階的に引き上がることで、世界の投資家による中国A株市場への資金流入が期待されます。
出所:
MSCIの資料「FURTHER WEIGHT INCREASE OF CHINA A SHARES IN MSCI INDEXES(2019/2)」を基に三菱UFJ国際投信作成
新興国は世界全体の経済成長を牽引していますが、中国はBRICSの中でも、インドに次いで高いGDP成長率となっています。
出所:
IMF(国際通貨基金) 「IMF World Economic Outlook」(2019年4月)のデータを基に三菱UFJ国際投信作成
2019年6月25日に東京証券取引所に上場するMAXIS HuaAn中国株式(上海180A株)上場投信(銘柄コード:2530)は、「SSE 180 インデックス(円換算ベース)」の値動きに連動する投資成果をめざします。
SSE 180 インデックスとは、上海証券取引所に上場するA株(人民元建て株式)のうち、時価総額および流動性の高い180銘柄で構成される時価総額加重平均型株価指数です。すなわち、中国の主たる企業180社で構成されています。
年 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
騰落率 | 78.1 % |
-22.8 % |
-23.0 % |
22.4 % |
16.3 % |
75.6 % |
-1.5 % |
-19.4 % |
23.9 % |
-26.9 % |
32.4 % |
出所:
Bloombergのデータを基に三菱UFJ国際投信作成
SSE 180 インデックスの2019年4月30日現在の上位10銘柄および業種別構成比率は下記のようになっています。
中国の主たる企業180社で構成されている指数ですが、約半数が金融で、上位銘柄には銀行が多く、保険会社や証券会社もあります。
銘柄 | 業種 | 比率 |
---|---|---|
中国平安保険 | 金融 | 10.98% |
貴州芽台酒 | 生活必需品 | 5.76% |
招商銀行 | 金融 | 4.18% |
興業銀行 | 金融 | 2.92% |
内蒙古伊利実業集団 | 生活必需品 | 2.22% |
中信證券 | 金融 | 2.14% |
江蘇恒瑞医薬 | ヘルスケア | 2.05% |
交通銀行 | 金融 | 2.03% |
中国民生銀行 | 金融 | 1.87% |
中国農業銀行 | 金融 | 1.7% |
出所:
中証指数有限公司
出所:
中証指数有限公司、Bloombergのデータを基に三菱UFJ国際投信作成
銘柄コード | 2530 |
---|---|
銘柄名 | MAXIS HuaAn中国株式(上海180A株)上場投信 |
連動を目指す指数 | SSE 180 インデックス |
売買単位 | 1口 |
上場市場 | 東京証券取引所 |
信託報酬 | 年率0.798% (税抜:年率0.78%)程度 |
決算日 | 6月8日および12月8日(年2回) |
注文 | |
マーケット情報 |
MAXISシリーズは、日経平均株価(日経225)や東証株価指数(TOPIX)などの代表的な株価指数連動型のETFはもちろん、Jリートを投資対象とするETFを3本用意しているなどの特徴がございます。そして今般、上記でご説明した中国株を投資対象とした新ファンドが加わりました。楽天証券なら、MAXISシリーズ全てのETF銘柄の売買代金はすべて0円です。
コード | 名称 | 売買単位 | マーケット情報 |
---|---|---|---|
1346 |
|
1口 | |
1348 |
|
10口 | |
1492 |
|
1口 | |
1550 |
|
10口 | |
株式等は株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等、上場投資証券(ETN)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等、ライツは転換後の価格や評価額の変動等により、損失が生じるおそれがあります。※ライツは上場および行使期間に定めがあり、当該期間内に行使しない場合には、投資金額を全額失うことがあります。
上場有価証券等のうち、レバレッジ型、インバース型のETF及びETN(※)のお取引にあたっては、以下の点にご留意ください。
※「上場有価証券等」には、特定の指標(以下、「原指数」といいます。)の日々の上昇率・下落率に連動し1日に一度価額が算出される上場投資信託(以下「ETF」といいます。)及び指数連動証券(以下、「ETN」といいます。)が含まれ、ETF及びETNの中には、原指数の日々の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じて算出された数値を対象指数とするものがあります。このうち、倍率が+(プラス)1を超えるものを「レバレッジ型」といい、-(マイナス)のもの(マイナス1倍以内のものを含みます)を「インバース型」といいます。
信用取引は取引の対象となっている株式等の株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。信用取引は差し入れた委託保証金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。その損失額は差し入れた委託保証金の額を上回るおそれがあります。
国内株式の委託手数料は「超割コース」「いちにち定額コース」の2コースから選択することができます。
〔超割コース(現物取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
5万円まで 55円(税込)
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 115円(税込)
50万円まで 275円(税込)
100万円まで535円(税込)
150万円まで640円(税込)
3,000万円まで1,013円(税込)
3,000万円超 1,070円(税込)
〔超割コース(信用取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 148円(税込)
50万円まで 198円(税込)
50万円超 385円(税込)
超割コース大口優遇の判定条件を達成すると、以下の優遇手数料が適用されます。大口優遇は一度条件を達成すると、3ヶ月間適用になります。詳しくは当社ウェブページをご参照ください。
〔超割コース 大口優遇(現物取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
10万円まで 0円
20万円まで110円(税込)
50万円まで 261円(税込)
100万円まで 468円(税込)
150万円まで559円(税込)
3,000万円まで 886円(税込)
3,000万円超936円(税込)
〔超割コース 大口優遇(信用取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
〔いちにち定額コース〕
1日の取引金額合計(現物取引と信用取引合計)で手数料が決まります。
1日の取引金額合計 取引手数料
100万円まで0円
200万円まで 2,200円(税込)
300万円まで 3,300円(税込)
以降、100万円増えるごとに1,100円(税込)追加。
※1日の取引金額合計は、前営業日の夜間取引と当日の日中取引を合算して計算いたします。
※一般信用取引における返済期日が当日の「いちにち信用取引」、および当社が別途指定する銘柄の手数料は0円です。これらのお取引は、いちにち定額コースの取引金額合計に含まれません。
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