
2025年11月19日
近年、金価格は急速に上昇しており、2025年には投資家の関心を集める資産の一つとなっています。過去を振り返ると、株式市場が下落局面にある際、資金の避難先として金は選ばれてきました。一方、株式市場が堅調な状況下において、金をポートフォリオに組み入れると、どのような効果をもたらすのでしょうか。本サイトでは、金の特性、ポートフォリオにおける役割、そして価格上昇の背景について解説いたします。
2025年の日米株式市場は春先のトランプ関税ショックを乗り越えて過去最高値を更新しています。特に足元はAI関連ビジネスの成長期待が株式市場を牽引しています。しかし、過去を振り返ると、期待と現実の乖離が明らかになることで、株式市場が調整局面を迎えた例があります。このようなリスク回避の調整局面では金が買われる傾向があり、資産運用においては「有事の金」の活用が1つの選択肢になります。
全世界株式と金の価格推移
(期間:1999年12月末~2025年9月末、月次)
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(1999年12月末を10,000として指数化)
【出所】ブルームバーグのデータをもとにりそなアセットマネジメントが作成。
2015年以降、全世界株式が
5%超下落した月の金のリターン
(期間:2015年1月~2025年9月、月次)
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【出所】ブルームバーグのデータをもとにりそなアセットマネジメントが作成。
金は「希少な実物資産」であり、その価格は株式や債券の価格と異なる動きをする特徴があります。各資産の価格の連動性を表す相関係数は、金と世界株式及び日本株式については低い傾向があります。そのため、株式のみのポートフォリオに金を組み入れることで、運用効率の改善(リスク低減、リターン上昇)が期待されます。
全世界株式、日本株式と金の相関係数
(期間:1999年12月末~2025年9月末、月次)
| 全世界株式 | 日本株式 | 金 | |
|---|---|---|---|
| 全世界株式 | 1.00 | ||
| 日本株式 | 0.76 | 1.00 | |
| 金 | 0.23 | 0.13 | 1.00 |
全世界株式と金の併せ持ち効果
(期間:1999年12月末~2025年9月末、月次)
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【出所】ブルームバーグのデータをもとにりそなアセットマネジメントが作成。
近年の金価格上昇の要因の1つに中央銀行による外貨準備としての購入額増加が挙げられます。従来、外貨準備は基軸通貨の米ドルが多くを占めていましたが、ロシアがウクライナ侵攻の際、国際金融から締め出されたことを受け、新興国を中心とした中央銀行が米ドルから金に資金を移す動きがあります。各国中央銀行向けのアンケートでは2025年も保有の継続、買い増しを見込んでいます。
世界の中央銀行の金の購入額
(期間:2010年末~2024年末、年次)
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【出所】ワールド・ゴールド・カウンシルのデータをもとにりそなアセットマネジメントが作成。
世界の中央銀行は
今後12ヵ月の金準備高をどう見込むか
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【出所】ワールド・ゴールド・カウンシル「Central Bank Gold Reserves Survey 2025」をもとにりそなアセットマネジメントが作成。
金を組み入れることで下落幅を抑制し、逆張り戦略により株式を「安く買って、高く売る」を目指します
投資信託のリスクと費用について