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セット注文における留意事項
当社が国内株式注文において提供する「セット注文」のご説明及び利用される上での留意事項について記載しています。記載内容についてご確認いただき、ご理解の上で利用頂きますようお願いいたします。
セット注文とは
以下のように買い(又は新規建て)と売り(又は決済)の注文を同時に行うことができる注文形態を「セット注文」と言います。｢セット注文｣は、国内株式のご注文時にご利用いただけます。
- 1） 現物取引の「買い」注文を行う際に、同時に条件を指定した「売り」注文の予約をする。
- 2） 信用取引の「新規買建」注文または「新規売建」注文をする際に、同時に条件を指定した「返済売り」または「返済買い」の予約をする。
各注文の定義を以下の通りとします。
- ※ 最初の注文（現物の買い注文、または信用取引の新規建注文）のことを「元注文」と呼びます。
- ※ 元注文が約定した後に指定した条件で発注される注文を「予約注文」と呼びます。
セット注文ご利用上の留意事項
- 1） 予約注文が市場に発注されるタイミング
- 予約注文は、元注文が部分約定した場合でも約定の都度、発注されます。
- 予約注文が、当日中に複数の注文に分かれて発注され約定した場合であっても、合算した金額を約定金額として手数料を計算いたします。
期間指定注文等で翌営業日以降に繰り越される場合の手数料は計算方法が異なる場合がございます。
- 2） 予約注文を発注している場合であっても、予約注文の指値価格が制限値幅の範囲外となる状況や、他の約定の状況等により差金決済取引に該当するような場合には、予約注文は、発注いたしません。
- 3） 予約注文を値幅指定注文とする場合のご注意事項
- 予約注文を「値幅指定注文」とする場合、指定価格が市場の呼値に合致しない状況が発生する場合があります。その場合、次のルールに従って呼値の価格に合わせて発注します。
- 予約注文が売り注文の場合、指定価格以上で呼値に合致する最も指定価格に近い価格にて発注します。
- 予約注文が買い注文の場合、指定価格以下で呼値に合致する最も指定価格に近い価格にて発注します。
- 4） セット注文を一般信用取引（弁済期限1日）で利用する場合、「予約注文」の執行条件は、すべて「大引不成」となります。
- ※ 執行条件の「大引不成」とは、大引け（15:00）までは「指値注文」で、大引けまでに約定しなかった場合、大引け時点「成行注文」となる注文形態のことです。
- ※ 上記以外のセット注文の取引ルール等については、こちらをご確認ください。また、取引ルールは変更される場合もありますので、注文時には、改めてご確認ください。
- ※ セット注文で値幅指定を利用する場合、発注する予約注文の指値が0円以下になると、予約注文は失効され『出来ず（出来無）』となります。その場合、『注文照会・訂正・取消』画面においては、予約注文の注文単価は「成行」と表示されます。
（例）新規売建注文の元注文の価格を「成行」に設定して、予約注文の「価格」を値幅指定−10円で発注。新規売建注文が10円で約定、値幅−10円のため、予約注文の指値が0円となり、失効されます。
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