楽天証券からのお知らせ 2014年12月14日
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楽天投信社長が語る 成功する投資に向けて 〜楽々投資術〜 第38回:高値になってしまってからの投資を考える

楽天投信は、楽天グループの資産運用会社として、資産運用における個人投資家の「エンパワーメント」(インターネットを通じて人々と社会に力を与えること)に向け、投資を考え、実践していく会社です。誰もが無理なく投資の成功を得られるように―――そんな願いを込めながら、投資の基本的な考えや商品に触れたお話を、お届けしてまいります。

前回のこのコラムの冒頭では、10月に世界中で金融市場が大きく荒れたことを話題にしましたが、11月は一転、先進国株式市場を中心に大変に強い相場でした。中でも日本では、10月末に日本銀行による追加金融緩和が発表され、以来日本株は大幅高、そして為替は主要通貨に対して円の急激な独歩安となりました。

こんなに急激に価格が高くなってしまうと、これから投資しようと思っていた方の中には、どうしたらいいか迷っている方も多いのではないでしょうか。

これからまだまだ上昇していくのか、それとも今がピークなのか。最も投資家が知りたいことは、最も誰にも分からないことでもあります。不安に思っていろいろなプロの意見を見ても、「米国主導で景気回復が本格化してきた。これからまだまだ高くなる」といったものもあれば、「あまりにも高くなり過ぎた。今の状況は過去の大暴落直前と似ている」といったものまで、本当に千差万別です。

結局のところ、短期的にどうなるかは分からないけれども、長期的には上昇していく仕組みが備わっていると信じられるものに投資し、持ち続ける、ということが、誰にでもできる成功への道だと考えています。

とはいえ、今から投資して、もしそれが残念ながら高値掴みとなってしまったらどうなるか?参考に過去の極端な例として、暴落時を見てみましょう。先進国株式の代表的な株価指数、MSCIワールド指数を米ドルベース・月次で見て、2008年のリーマンショック前の最高値は2007年10月末です。ここをスタートに、毎月100ドルずつ積み立て投資をしていたらどうなったかを示したのが以下のグラフです。(実際には指数自体には投資できません。指数への連動を目指す投資信託等に投資する場合は当初手数料、信託報酬等がかかりますが、ここでは考慮に入れていません。)

2007年10月リーマンショック前最高値 2009年11月初めて保有額評価が投資累計額を上回り、評価益に 2013年5月最高値更新

2007年6月末〜2014年10月末、月次データ
先進国株式:MSCIワールド(ドルベース、含む源泉徴収後配当)、2007年10月末を100として指数化
Bloombergのデータをもとに楽天投信投資顧問にて作成

赤色の線が累計の投資金額で、毎月定額なので直線です。2014年10月まで積み立てると累計で8,500ドル。そしてそうして保有した資産の評価額の推移が緑色の線です。積立投資を始めたと思ったら、そこが最高値で暴落が始まってしまいましたが、安くなるほど多く買い増していくこととなり、底値からある程度反発すれば利益が乗る状態になります。そして、世界中が暴落の傷から癒えていない2009年11月、暴落前最高値から2年余りで、保有資産の評価額は累計投資額よりも上になるのです。ちなみに指数自体が暴落前高値を超えるのはそこからさらに約3年半後、最高値から見ると約5年半後の2013年5月です。そして2014年10月末時点の保有額評価は約12,765ドル、累計投資額比+50%のリターンとなります。

これが積立投資の力です。資産価格が高い状況を見て、「安い時に決断して買えていたら・・」と悔やむ必要はありません。長期的には上昇していくものへの積立投資であれば、暴落直前の投資開始でも、さほど長い時間をかけずとも利益を得ることができたというのが過去の歴史です。

今回のご参考は、あえて米ドルベースでお見せしています。円換算ベースの場合、2012年まで続いた円高の影響により価格の回復はこれよりもかなり遅くなります。そして、2013年以降は、急激な円安進行により円換算価格が急上昇となります。つまり円の各通貨に対する水準が投資成果の重要な要素となります。長期的に円安がさらに進むと信じられるのであればそうした投資も大いに結構ですし、今回お見せした米ドルベースでの比較的安定的な成果に近いものを目指すならば、為替変動リスクをヘッジした投資信託も選択肢となるでしょう。

早いもので、2014年ももうすぐ終わります。まだ投資を始められていない方は、この年末年始、積立投資をいよいよ開始してみてはいかがでしょうか。

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