楽天証券からのお知らせ 2014年9月14日
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楽天投信社長が語る 成功する投資に向けて 〜楽々投資術〜 第34回:単純な発想の長期投資でなんと100倍のリターン!

楽天投信は、楽天グループの資産運用会社として、資産運用における個人投資家の「エンパワーメント」(インターネットを通じて人々と社会に力を与えること)に向け、投資を考え、実践していく会社です。誰もが無理なく投資の成功を得られるように―――そんな願いを込めながら、投資の基本的な考えや商品に触れたお話を2週間に1回、お届けしてまいります。

今回はちょっと刺激的なタイトルにしてしまいましたが、別にやましい意図はなく、いたって真面目なお話しです。

かねてより議論されてきた、「子ども版NISA」の実現可能性が高まってきました。2014年8月29日付日本経済新聞の記事「NISA拡充で投資促す 15年度税制改正、省庁要望そろう」によれば、「20歳未満の子ども版NISAも創設する。親や祖父母が未成年の子や孫の名義で、年80万円まで非課税での投資が可能になる」とのことです。

このまま年末の税制調査会を通って実現すれば本当に画期的なことです。子ども名義で何に投資するか、そしてその投資内容を本人の成長に伴ってどう説明するか…。投資教育に関する議論が今後活発になされていくでしょう。

さて、その投資教育の議論において、「米国では子どもが小さい頃から投資教育をする」といったことがよく言われますが、そんな話題で思い出すのが、私が社会人になりたての頃聞いた話しです。それは、「米国では、子どもの投資教育の一環として、子ども名義で証券会社口座を開いて、子どもが大好きなディズニーの株を長期保有させる人も多い」というものです。

この真偽は分かりません。もしかしたら、日本における投資教育の希薄さを嘆く業界人の作り話しかもしれません。ただ、そういう米国人がそれなりにいても全く不思議ではない内容だと思います。

では、そういう人が実際にいたとしたらどうなっていたかを見てみましょう。

私が社会人になるよりも前になりますが、キリのいいところで30年前、1984年8月末にウォルト・ディズニー株に投資し、長期保有したらどうなっていたかを見てみます。1984年といえば、ディズニーはすでに世界的大企業であり、東京ディズニーランドも開園していました。「子どものためにディズニー株」というのは、個別銘柄への株式投資としては、実に単純な発想による、かつ、無難な投資といってもよいものです。安定感のある大企業の株式への投資は、「大損もしないが、大儲けもしない」というイメージがある方も多いかと思いますが、下記グラフをご覧ください。

ウォルト・ディズニー株価 1984年8月末〜2014年8月末 株式分割分修正ベース株価 1.1589ドルから89.88ドル:77.6倍

出所:Bloombergのデータをもとに楽天投信投資顧問にて作成

30年で77倍です。
それだけではありません。上記は株価のみの数値であり、この期間には現金による配当も行われています。配当をすべて再投資に回していたとすると、なんと100倍になっているのです。1万ドル投資して長期保有していたら100万ドル、文字通りミリオネアです(現金配当への課税およびこれを売却した場合のキャピタルゲイン課税は考慮していません)。「お父さん、お母さん、ありがとう!」ですね。

さて、この期間、ディズニー株だけが上がったのでしょうか?米国の代表的な株価指数、S&P500指数の同じ期間の推移がこちらです。

S&P500指数 1984年8月末〜2014年8月末 166.68から2003.37:12.0倍

出所:Bloombergのデータをもとに楽天投信投資顧問にて作成

こちらも配当は含まず価格のみの指数ですが、それでも12倍となっています。

やはりこれが重要です。ウォルト・ディズニー株式への長期投資は、配当込みで100倍の大成功でしたが、それは、単純な発想の有名企業投資であるとはいえ、やはり個別銘柄選択が結果論としてうまくいったにすぎません。しかし、そこまでのリターンではないにしても、市場全体も長期的に大きな上昇を遂げているのです。

昨今、ROEの向上やコーポレートガバナンス機能の拡充をはじめとした、本邦株式市場の長期的成長を実現するための議論が活発になってきています。こうした議論が現実の施策や投資行動に結びつき、企業の成長と株価の上昇を巡る循環がうまく回り始めること、それ無しには、国民の大事なお金が株式市場に流入しても、取ったリスクに見合ったリターンを長期的に返し続けることは叶いません。

それら改革がうまくいくことを日本人の一人として信じ注視していく一方、やはり皆さんにお勧めしたいのは、日本に一点賭けしない長期グローバル分散投資です。

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