楽天証券からのお知らせ 2014年6月22日
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楽天投信社長が語る 成功する投資に向けて 〜楽々投資術〜 第28回:「予想」の難しさ

楽天投信は、楽天グループの資産運用会社として、資産運用における個人投資家の「エンパワーメント」(インターネットを通じて人々と社会に力を与えること)に向け、投資を考え、実践していく会社です。誰もが無理なく投資の成功を得られるように―――そんな願いを込めながら、投資の基本的な考えや商品に触れたお話を2週間に1回、お届けしてまいります。

「短期の相場予想を当て続けるのは不可能だから長期投資しよう」と、あらゆる証券会社、運用会社が皆さんに訴えかけます。私も例外ではありません。

そこで今回は、実際に最近1年程度のグローバル市場および日本株式において、多くの専門家達が予想していた相場見通しを思い返してみましょう。

 1年弱前/新興国市場

米国の量的金融緩和(いわゆる「QE3」)縮小への懸念により、それまで資金が流入していた新興国から資金が流出、いったん新興国株式や通貨の相場は低迷。QE3縮小およびその後予想される金融引き締めを見据えた場合、このまま数年は新興国市場の下落基調が続くとの見方が多数。

その後: 新興国株式や通貨はぶれながらも、今の所は底割れ・長期低迷とはなっていない状態。むしろ直近は概ね堅調。最近の最もホットなトピックは、インドにおける政権交代と改革期待による株式大幅続伸、主要株式指数最高値更新。

 昨年末/国内株式市場

アベノミクスのさらなる進展や、新年から始まるNISAの資金需給への期待により強気派が圧倒的。年末にかけて日本株は日々続伸、年末の日経平均株価は16,291.31円と戻り高値。

その後: 年初から国内株式市場は大きく下落、その後揉みあい

 年初/米国債券市場

米国景気の穏やかな回復は継続、QE3縮小も予定通り進む。したがって金利は徐々に上昇していくとの見通し。

その後: 今のところ穏やかな景気回復は持続、QE3縮小も粛々と進行。しかしながら米国金利は低位安定

 5月/米国株式市場

昨年は、5月下旬にFRB(米国連邦準備制度理事会)バーナンキ議長(当時)がQE3縮小に言及、グローバル市場はいったん大きく混乱。「セル・イン・メイ」(5月に相場がくずれることが多いため、月中に売り時を見据え売ってしまうのが良いとされる相場格言)が当たった年だった。今年も当たる可能性大との意見多数。

その後: 5月の米国株式市場は堅調、しかも下旬にかけて上昇基調を強めた

これが「予想」の難しさです。

さて、いかに短期の予想が当たらないかを見たところで、もう一度、よく言われる「短期の予想は当たらないから長期で」という表現を見てみましょう。これは、暗に「長期ならば予想は当たる」という意味にも見えます。実際にそういう説明を見ることもあるのですが、私はそれに違和感を禁じ得ません。

「短期ですら分からないことは、長期ならなおさら分からない」というのが自然な考え方ではないでしょうか。日常会話では「明日のことも分からないのにそんなに先の事が分かるわけない」といった会話がよくなされます。「投資に関することだけ長期になるほど予想が当たる」というのはどう考えてもおかしいのです。

私がこの連載でいつも「予想」ではなく「仕組み」で長期投資の成功を目指そう、と申し上げているのはそのためです。短期と長期の違いは、予想を当てられるかどうかの違いではなく、短期なら「予想」を当てなければならないが、長期ならば長期的には収益を得られる「仕組み」を利用することができることにあるのです。

投資のプロを自称する人から「○○の価格は長期的に上がる」と自信たっぷりに言われると、具体的で分かりやすいのに対し、私がここまで言っていることは漠然として見えます。しかしさほど難しいことを言っているわけではありません。

預かった資本に比して長期的には高い利益率で収益を積み上げていく企業の株式への分散投資や、信用リスクがある代わりに高い利回りが提示される債券への分散投資等は、リスクを取った見返りに、長期的には収益が目指せる「仕組み」がある資産と考えることができます。

「リスクを取った対価として長期的収益を期待できる仕組み」。これを意識して長期投資ポートフォリオを作ってみることをお勧めします。

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投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、申込手数料等の費用が異なり、多岐にわたりますので、当該商品の目論見書、契約締結前交付書面等をよくお読みになり、内容について十分にご理解いただくよう、お願いいたします。

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