楽天証券からのお知らせ 2014年4月27日
本メールは「投資信託ニュース」を配信希望のお客様へお届けしております。 配信停止・配信先の変更

楽天投信社長が語る 成功する投資に向けて 〜楽々投資術〜 第24回:理想的な長期投資ポートフォリオ構築を目指すための「楽天ボルティ」

楽天投信は、楽天グループの資産運用会社として、資産運用における個人投資家の「エンパワーメント」(インターネットを通じて人々と社会に力を与えること)に向け、投資を考え、実践していく会社です。誰もが無理なく投資の成功を得られるように―――そんな願いを込めながら、投資の基本的な考えや商品に触れたお話を2週間に1回、お届けしてまいります。

今回はこのコラムとしてはめずらしく、あえて商品名をタイトルにしました。「なんだ宣伝か」と思わずに、ちょっとお付き合いください。

前回、グローバル化が進んだ投資環境での分散投資の課題をお話ししました。
それは、グローバル経済が一体化してきて、各国の金融市場がお互いに密接に関係しながら動いているため、リスク性資産同士の相関性が高くなり、大きな異変が起こると、同時に下落する傾向が高いということです。

そこで今回は、一般的なリスク性資産と組み合わせて理想的な長期分散投資ポートフォリオを形成するのに適した資産はあるか?つまり、下記の条件を備えたものはあるか、ということを考えてみます。

1. その資産自体、長期的には収益が期待できる仕組みを持っていること。
2. その資産の価格が、株式等のリスク性資産の価格と、短期・中期的に互いに関係なく(できれば互いに対して逆方向に)動くこと。

こうした特徴を備えている資産として、金、原油、食糧といった「商品」を指摘する人もいます。

ポートフォリオにおける商品の活用は一定の効用があるとされていますが、前述の、理想的な分散投資ポートフォリオ構築に必要な資産の2つの要件に即して考えてみると、

1. 商品への長期投資は、「投資」というよりは、ハイパーインフレやエネルギー危機、食糧危機等の好ましくない事態で商品価格が高騰した際の「ヘッジ」(いざというときの保険)としての要素が強い。
つまり、商品は、株式や債券のように長期的に収益が期待できる「仕組み」があるわけではない。むしろ、エネルギーや食糧等の価格は、人類の英知を結集させた技術革新により、長期的な上昇を抑えようと努力する対象である。
2. 商品価格は、かつては株価との相関が低いものとされていたが、近年は一般のリスク性資産と共に上昇し、そして共に下落することも多い。リーマンショック前後の原油価格はその典型。

といった現状があり、理想的な分散投資対象とは言い切れない面もあります。

ここで近年注目の「ボラティリティ」を考えてみましょう。ボラティリティとは、資産価格のブレ具合を数値化したものです。これ自体は投資可能な資産ではないのですが、主要株式指数のボラティリティを参照する先物が各国で上場され、投資可能な対象になりつつあります。その中で最も知名度が高く、売買も活発なのが米国の代表的株価指数、S&P500指数のボラティリティを指数化した「VIX」およびその先物です。

ボラティリティの最大の特徴と利点は、相場が不安定な時期ほどブレ方が激しくなり、理想の分散投資の要件の一つである、一般のリスク性資産が大幅に下落する際に逆に大きく上昇する傾向が顕著であるということです。

下記のグラフでは、株式や不動産投信(リート)、ハイイールド債券等のリスク性資産の下落時にVIXが大きく上昇しているのが見て取れます。

 

株式:S&P500指数(配当込)
ハイイールド債券:Markit iBoxx米ドル建てリキッド・ハイイールド指数
リート:ダウ・ジョーンズ米国不動産指数(配当込)
期間:2005/12/20〜2014/2/28
いずれも米ドルベースで、2005年12月20日を100として指数化。
Bloomberg.のデータをもとに楽天投信投資顧問にて作成。

さて、このようにVIXは分散投資のために必要な資産の理想の要件の一つを十分に満たします。しかし問題はもう片方の要件です。VIXには、長期的に上昇する仕組みはありません。VIXは株式相場等が下落するときには上昇するものの、相場が落ち着けば再び元いた水準へと大きく下がる性質が強く見られます。つまり、VIXに連動する資産の持ち切りは、長期的な投資対象として全く役に立たないのです。

商品とボラティリティに関して考察してみましたが、何らかの資産の単純な長期保有だけでは、なかなか理想的な分散投資対象はありません。

そこでこの度、ボラティリティに関して、その利点を生かしつつ欠点を運用でカバーする商品を開発しました。それが「楽天ボラティリティ・ファンド(愛称 楽天ボルティ)毎月分配型/資産成長型」です。ぜひご覧になってみてください。
http://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/list/new/JP90C000A9K0.html
http://www.rakuten-toushin.co.jp/fund/rivlt/

楽天投信のおすすめファンド

楽天みらいファンド 追加型投信/内外/資産複合 楽天投信投資顧問株式会社 色川徹 長い旅の案内人としてお客様と一緒に歩む

 楽天投信投資顧問を詳しく知りたい方はこちらから

 投資との付き合い方や用語解説「ちょっととがった長期投資講座」

 人気ファンドの基準価額を当日中に確認したい方

 「楽天USリート・トリプルエンジン(レアル)毎月分配型」

 「楽天みらいファンド」

今日の話になるほどと思った方へ:色川が直接お話しします

 2013年5月30日開催セミナー動画配信
『初心者大歓迎!投資のイロハを教えます「楽々投資術!」』

 2013年7月18日開催セミナー動画配信
『誰も教えてくれなかった投資の話−「リスクを取る」とは?』

 2013年8月29日開催セミナー動画配信
『誰も教えてくれなかった投資の話 第2弾—「分散投資」とは—』

 2013年9月26日開催セミナー動画配信
『レバレッジ型ブル・ベアファンドの利点と留意点』

 2013年11月7日開催セミナー動画配信
『楽天みらいファンドの魅力 - 誰にでも長期的に高い収益を目指せるポートフォリオの追及』

リスクおよび手数料等の説明

投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、申込手数料等の費用が異なり、多岐にわたりますので、詳細につきましては、それぞれの投資信託の「目論見書」「目論見書補完書面」を必ずご覧ください。また、一部の投資信託には、原則として換金できない期間(クローズド期間)が設けられている場合があります。

各商品は、銘柄ごとに設定された購入又は換金手数料(最大4.32%)および運営管理費用(信託報酬率等)の諸経費をご負担いただく場合があります。

投資信託の取引にかかるリスク

投資信託に組み入れられた株式または債券(投資信託に種類によって異なる)等の価格の変動等により基準価額が上下するため、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。また、投資信託に組み入れられた資産が外貨建ての場合、為替相場の変動等の影響により基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。

投資信託の取引にかかる費用

申込時に直接ご負担いただく主な費用:お申込手数料(投資信託によって異なります)
換金時に直接ご負担いただく主な費用:信託財産留保額(投資信託によって異なります)
投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用:信託報酬(投資信託によって異なります)

買付・換金手数料、信託報酬等、信託財産留保額以外にお客様にご負担いただく「その他の費用・手数料等」には、信託財産にかかる監査報酬、信託財産にかかる租税、信託事務の処理に関する諸費用、組入有価証券の売買委託手数料、外貨建資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息等がありますが、詳細につきましては「目論見書」で必ずご確認いただきますようお願いいたします。
また、「その他の費用・手数料等」については、資産規模や運用状況によって変動したり、保有期間によって異なったりしますので、事前に料率や上限額を表示することはできません。

商品等にご投資いただく際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。ご投資にあたっては、目論見書や契約締結前交付書面をよくお読みいただき、ご自身でご判断ください。

最終的な投資決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。
なお、取扱商品のご投資にかかる手数料およびリスクについてはこちらをご確認ください。

免責事項

本メールマガジンに掲載している内容はお客様への情報提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。最終的な投資決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、掲載している内容は予告なしに変更または廃止される場合がございます。必ず楽天証券のホームページなどで最新の情報をご確認のうえ、各サービスをご利用くださいますよう、お願いいたします。
また、法人口座でお取引なさっているお客様におかれましては、本メールに記載している金融商品やキャンペーンが対象外となる場合がございます。対象となる金融商品やキャンペーンについての情報は、楽天証券ホームページの各金融商品の説明ページやキャンペーン詳細画面に記載がございます。あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。

サービス停止のお知らせ

弊社のサービス停止をともなう計画メンテナンスについて、現在の実施予定をご案内いたします。お客様にはたいへんご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解くださいますよう、お願いいたします。
詳しくはこちらをご覧ください。

楽天証券ホームページ

商号等:楽天証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第195号、商品先物取引業者
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会

東京都品川区東品川4-12-3 品川シーサイド楽天タワー
カスタマーサービスセンター(平日8時-18時)
お手続き専用ダイヤル
0120-885-687(通話料無料)
携帯・PHS・050で始まるIP電話からは03-6739-3322(通話料有料)
各種商品に関するお問い合わせダイヤル
0120-41-1004(通話料無料)
携帯・PHS・050で始まるIP電話からは03-6739-3333(通話料有料)

Copyright © Rakuten Securities, Inc. All rights reserved.