楽天証券からのお知らせ 2014年2月16日

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楽天投信社長が語る 成功する投資に向けて 〜楽々投資術〜 第19回:上がったものは下がる、下がったものは上がる?

楽天投信は、楽天グループの資産運用会社として、資産運用における個人投資家の「エンパワーメント」(インターネットを通じて人々と社会に力を与えること)に向け、投資を考え、実践していく会社です。誰もが無理なく投資の成功を得られるように―――そんな願いを込めながら、投資の基本的な考えや商品に触れたお話を2週間に1回、お届けしてまいります。

前回、売りの判断は難しい、だから、いかに売り時を考える必要がないようにするかがラクに長期投資をする鍵だ、ということを申し上げました。

値段が上がったものはまた下がる、しかも大幅に、といったサイクルがあるのならば、上がった時に売っておかなければなりません。ここで重要となってくるのは、短期のトレーディングは価格の取引であるのに対して、長期投資は価値の積み上げであるということです。

どういうことか?
典型的な例を見てみましょう。

下図は、過去20年の円ドルレートの推移です。

円ドルレート 1998年、2002年、2007年中期に赤い矢印が指されています。

1994年1月末〜2014年1月末。Bloomberg.のデータをもとに楽天投信投資顧問にて作成

結果論ですが、過去の推移は図中赤い矢印のところでドルを売っておくのが正解でした。
これが円ドルレートという価格の取引です。

そしてグラフの右端は、皆さんご存知の通り、2012年終盤から久々に大幅な円安となりました。市場では今後も円安傾向との見方をする向きも多いですが、いくらまで行くかは意見の分かれるところです。中には再び円高に戻るという意見もあります。

ここでポイントは、上も下も含め、いろいろな意見(予想)がある、ということです。つまり、「予想」で価格の取引を行うのが為替のトレーディングです。

次に下のグラフをご覧ください。

バークレイズ・アグレゲイト(米国債券の代表的な指数) 1994年から2014年にかけて右肩上がりに上昇しています。

1994年1月末〜2014年1月末。ドルベース。Bloomberg.のデータをもとに楽天投信投資顧問にて作成

これは、「バークレイズ・アグレゲイト」といって、米国の国債および信用格付けの高い社債の総合的な動きを表す、代表的な指数です。

一般的に債券は株式よりは安全とはいえ、金利が高くなると価格が下がります。また、格付けが高い企業の債券でも、破綻しないとは限りませんし、景気が悪く破たん企業が増えることへの市場の思惑が高いと、市場で売買される価格は下落します。

そうした理由により、短期的に上下することはありますが、ここに示したような米国債・高格付け債への広範な分散がなされていると、為替レートのようにせっかくいったんは上がったものが例えば半分になるようなことはなく、長期的には一貫して上昇してきたわけです。

これが長期投資における価値の積み上げです。債券は、破綻しなければ、所定の金利や満期時の元本が約束されている仕組みになっており、それらが価値をどんどん積み上げているのです。

ここまで、為替と高格付け債券という対照的なもので、価格の取引と価値の積み上げの対比をお話ししました。では株式はどうでしょう?多くの方が株式投資を短期的な価格の取引と考えているのではないかと思っているのですが、実は株式も長期的には価値の積み上げが成り立つべき資産です。そのカギが、第15回でお話しした「ROE」(「Return On Equity」の略で、企業が株主から預かった資本に比して何%の利益を出したかの数字)であり、長期的にはあたかも債券の金利のように、利益を積み重ねていくわけです。

今回はここらへんで。また次回お会いしましょう。

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