楽天証券からのお知らせ 2014年2月2日

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楽天投信社長が語る 成功する投資に向けて 〜楽々投資術〜 第18回:投資で最も難しい、「売り時」を考える

楽天投信は、楽天グループの資産運用会社として、資産運用における個人投資家の「エンパワーメント」(インターネットを通じて人々と社会に力を与えること)に向け、投資を考え、実践していく会社です。誰もが無理なく投資の成功を得られるように―――そんな願いを込めながら、投資の基本的な考えや商品に触れたお話を2週間に1回、お届けしてまいります。

一般に、投資で最も難しいことは何でしょうか?

人により、また場合により答えはまちまちと思いますが、売りの判断が難しいということに異論を唱える人はあまりいないでしょう。

そう、実は投資において、買うことはものすごく簡単です。何か投資情報を聞いて、それが面白いなと思ったら、それが個別株に関することならその銘柄を買うだけですし、何らかの投資テーマで投資したいのなら、大抵は、そのテーマの投資信託が運用されていますから、それを買うだけのことです。証券会社に口座を開いてあって、投資の原資にする現金をすでに入金してあったならば、むしろ投資しないでいる方が難しいくらいと思います。

問題は売り時なのです。

買ったものが思惑通り値上がりし、その高値のときを見極めて売ることができればこんなに気持ちいいことはありませんが、現実はなかなかそうはいきません。

さらに重要なのが値下がりしたときです。我慢していれば戻るものなのか、放っておくともっと下がってしまうのかがわかれば、損切りすべきかどうかも判断できます。思いつきで適当に投資してしまったとしても、下がったときにこの判断ができるのであれば何の問題もないのですが、これがまた難しい。

これらは、投資経験がある方ほど深く同意してもらえるのではないでしょうか。

ここで、このコラムで何度も書いていることを繰り返します。

投資はハンパが一番よくありません。成功を目指せるのは、

自分の取引手法を決めて、投資するタイミング、その後の利食いや損切りの方針等を決めた上で厳格に実行する

もしくは、

長期的には収益が得られると自分が信じられるものを選び、投資したならば徹底的に持ち続ける

これら両極のどちらかです。

前者の、トレーディングにより成功を目指す場合においては、うまくいったときにはあせってすぐに利食いせずいかに利益を伸ばすか、そしてうまくいかなかったときには傷が深くなる前にいかに損切りするかが一般的に重要なポイントです。

さて、その詳細に関しては、トレーディング手法の講座を提供している別の方々に譲って、このコラムの主眼は後者です。どうしたら誰でもラクに長期投資の成功を目指せるか、そして長期投資においては、難しい「売り時」をどう考えるべきか。

ポイントは、発想の転換です。それは、売りが難しいのは解っているわけだから、そもそも売り時を常には考える必要がない資産に投資し、そして売り時を考えない、ということ。この「コロンブスの卵」的なことが長期投資における売りの最適解だと考えています。

投資とは、短期・長期に関わらず、頃合いを見計らって売り抜けることだと思っていませんか?不幸にして我が国の株式は、過去20年以上にわたって、上昇するときがあれば売っておくのが結果として正解でした。また、国外の資産にグローバル投資をするにしても、そのリスクの大きな部分を占める為替の要因により、円安のときに売っておくのが結果として正解だった局面が多々あります。このため、多くの方が、売り時はいつかを常に考えながら投資するクセがついてしまっているのです。

高値を掴んでしまって下落したとしても、放っておけばまた高値を更新して利益になり続けられる資産であれば、長期投資派としては売らずに持っておけばいいのです。

そして退職後やその他、資金の必要な段階になったらば、一度に売らずに少しずつ売る。買い時を当てるのは困難だから毎月積み立てで短期的な相場動向に関わらず投資するのがよい、という時間分散の考え方が、売りにおいても当てはまるということです。

長期的に成長すると信じられる資産に投資し、徹底的に売らないこと。そして売るときには短期的な相場動向に関係なく少しずつ現金化すること。これが長期投資における売り方です。

ここで大事なのは長期的に成長を続ける資産とは何かということ。前回まで、長期的な資産の動きを予想して投資するのではなく、取ったリスクの対価として長期的には成長する仕組みになっている資産への投資の重要性をお話ししました。引き続きそういった資産の条件を皆さんと考えて行きます。

今回はここらへんで。また次回お会いしましょう。

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