楽天証券からのお知らせ 2013年7月28日

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楽天投信社長が語る 成功する投資に向けて 〜楽々投資術〜 第5回 言うは易し、行うは難し

楽天投信は、楽天グループの資産運用会社として、資産運用における個人投資家の「エンパワーメント」(インターネットを通じて人々と社会に力を与えること)に向け、投資を考え、実践していく会社です。誰もが無理なく投資の成功を得られるように―――そんな願いを込めながら、投資の基本的な考えや商品に触れたお話を2週間に1回、お届けしてまいります。

こんにちは。楽天投信投資顧問社長、色川徹です。

前々回はアベノミクスの成否にかかわらず皆さんの投資は大成功を目指さなければならないこと、前回は楽々投資術の両輪の一つである「長期投資」が我が国においては不幸な歴史を持つこと、そして、その不幸を避けるために「グローバル分散投資」が重要であることをお話ししました。今回は「簡単なはずのグローバル分散投資の難しさ」についてです。

人はそれぞれの理由で長期分散投資をはじめます。

投資啓蒙本の教え通り、無理せず長期分散投資を始めた初心者。

いろいろと投資してみたけれどもうまく行かず損してばかり。あきらめて長期分散投資に転じた経験者。

しかし、相場が良くなると、簡単に大儲けした話がメディアを騒がせ始めます。

ここで、資産分散とリスク管理を適切に行っていた場合、自分の保有する投資商品の内容はどうなっているでしょうか。様々な国の様々な資産に分散され、円の独歩高・独歩安のような特定の通貨の変動に保有資産の価格が大きく変動するようなリスク偏重もありません。分散されている以上、その商品のあげるリターンは各資産があげたリターンを平均的にならしたもの(正確にはポートフォリオ配分での加重平均ですが)になります。

この「ならされた」リターンは、メディアや営業員がピックアップした「注目の投信」が直近にあげた華々しいリターンにと比べると、実につまらない短期利益に見えるに違いありません。

そうこうするうちに今度は相場の調整局面がやってきます。(最近の大幅な下げがまさにそうです。)それが一時的なものにせよ、中長期調整局面にせよ、手持ちの資産の価格は調整局面を迎える前に比べれば下落していることでしょう。そして適切な分散投資ポートフォリオの下落は、相場のいいときに過熱していた人気商品の大幅反落に比べれば、全体として極めて軽微なものです。しかし、下落幅が小さく抑えられていても、下げは下げ、人情としては面白くありません。

何を申し上げたいかというと、適切な分散投資は、いついかなる時も短期的な見栄えが悪いのです。

言うは易し、行うは難し。短期トレーディング手法の解説本は別として、あらゆる投資啓蒙本が長期分散投資をみなさんに訴えかけます。そして私も、長期分散投資が誰にでも投資の大成功を目指せる手法であると固く信じています。しかしこれまでの現実は、誰にでもできる「はず」なだけなのです。メディアや目先追い営業員の誘惑に負け、のんびり投資型の分散投資から短期高値追い型の集中投資に乗り換え結局は高値掴み、ということを繰り返してしまう人が多いのです。そして前回議論したように、長期投資が多くの人にとって必ずしも機能してこなかった不幸な状況もあり、長期分散投資を実践しかつ大きな利益を手にした人は残念ながら多くはありません。

どうしたらこの「はず」を追い払って、簡単に大成功を目指すできるものとできるか。それは、

長期分散投資の短期的なつまらなさ < メディアや目先追い営業員からの誘惑

という構図だったものを、

長期分散投資の長期的到達点への期待と自信 > メディアや目先追い営業員からの誘惑

というものに変えられればいいのです。

短期的につまらなく見えても、放っておくといつの間にかすごいことになる、という自信を持つために…。このメルマガは始まって以来、投資の考え方をお話ししています。これらはすべて、このメルマガを読み続けていただければ、上でご案内した構図の転換を実現でき、ひいては「放っておくといつの間にかすごいことなっている」状況をいずれ手にしていただくためのものなのです。

今回はここらへんで。また次回お会いしましょう

楽天投信のおすすめファンド

楽天みらいファンド 追加型投信/内外/資産複合 楽天投信投資顧問株式会社 色川徹 長い旅の案内人としてお客様と一緒に歩む

リスクおよび手数料等の説明

投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、申込手数料等の費用が異なり、多岐にわたりますので、詳細につきましては、それぞれの投資信託の「目論見書」「目論見書補完書面」を必ずご覧ください。また、一部の投資信託には、原則として換金できない期間(クローズド期間)が設けられている場合があります。

各商品は、銘柄ごとに設定された購入又は換金手数料(最大4.2%)および運営管理費用(信託報酬率等)の諸経費をご負担いただく場合があります。

投資信託の取引にかかるリスク

投資信託に組み入れられた株式または債券(投資信託に種類によって異なる)等の価格の変動等により基準価額が上下するため、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。また、投資信託に組み入れられた資産が外貨建ての場合、為替相場の変動等の影響により基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。

投資信託の取引にかかる費用

申込時に直接ご負担いただく主な費用:お申込手数料(投資信託によって異なります)
換金時に直接ご負担いただく主な費用:信託財産留保額(投資信託によって異なります)
投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用:信託報酬(投資信託によって異なります)

買付・換金手数料、信託報酬等、信託財産留保額以外にお客様にご負担いただく「その他の費用・手数料等」には、信託財産にかかる監査報酬、信託財産にかかる租税、信託事務の処理に関する諸費用、組入有価証券の売買委託手数料、外貨建資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息等がありますが、詳細につきましては「目論見書」で必ずご確認いただきますようお願いいたします。
また、「その他の費用・手数料等」については、資産規模や運用状況によって変動したり、保有期間によって異なったりしますので、事前に料率や上限額を表示することはできません。

商品等にご投資いただく際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。ご投資にあたっては、目論見書や契約締結前交付書面をよくお読みいただき、ご自身でご判断ください。

最終的な投資決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。
なお、取扱商品のご投資にかかる手数料およびリスクについてはこちらをご確認ください。

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