楽天証券からのお知らせ 2013年7月14日

本メールは「投資信託ニュース」を配信希望のお客様にお届けしております。
アドレスの変更・登録状況の確認・配信停止の方法についてはメールの最後をご覧ください。

楽天投信社長が語る成功する投資に向けて 〜楽々投資術〜 第4回 すべての不幸はここから始まった

楽天投信は、楽天グループの資産運用会社として、資産運用における個人投資家の「エンパワーメント」(インターネットを通じて人々と社会に力を与えること)に向け、投資を考え、実践していく会社です。誰もが無理なく投資の成功を得られるように―――そんな願いを込めながら、投資の基本的な考えや商品に触れたお話を2週間に1回、お届けしてまいります。

こんにちは。楽天投信投資顧問社長、色川徹です。

前回まで、投資の大枠の考え方をお話ししてきました。
今回は「長期投資における我が国の不幸」についてお話ししたいと思います。

「長期投資」は「分散投資」とともにあらゆる投資啓蒙書が説いています。「楽々投資術」においても例外ではありません。この2つは常に根底に流れるキーワードです。

さて、残念ながら長期投資というものは必ずしも信頼されていません。なぜでしょうか。

  • 投資という言葉でまず何が頭に浮かびますか?
    人により様々ですが、多くの人は株式、それも自国の株式ではないでしょうか。
  • 一方、短期トレーディング手法を解説するものは別として、あらゆる投資指南書が投資は長期で考えようと訴えかけています。

これらを合わせ考える、すなわち日本株の代表的指数、日経平均株価の長期推移を見ると下記のようになります。

日経平均

ブルームバーグから得たデータをもとに楽天投信投資顧問にて作成

そう、明らかですね。「長期とはどれくらいの長さをいうか」、というのも明確な答えがない議論なのですが、誰がどう考えても23年は長期でしょう。我々日本人が「投資」ということばで最も想起される対象(つまり日本株式)において、長期投資が機能してこなかったのです。

すべての不幸はここから始まりました。自国株式の長期低迷を背景に、残念な状況が延々と続いてきたのです。

  • 株は短期トレードと割り切るべき」、「株や投資信託はある程度上昇したら適当なところで売ってしまい、長く持ち過ぎない方がいい」という考え方が、結果として概ね正しかった状況。
  • 「株は怖いし下がるから初心者は為替が無難、だから外貨預金で長期資産運用しましょう」といったような、リスクと期待リターンのバランスが(少なくとも筆者の投資哲学においては)根本的におかしい「資産運用」勧誘の横行。
  • 自国株式の不振を受けてせっかくグローバル投資を実践しても、もう一つの不幸、「円相場」によりなかなか成功できない状況(為替に関しては今後別の回であらためて議論します)。
  • 顧客の長期投資を推進し、投資収益を上げてもらいながら預かり資産拡大により発展するのが個人金融ビジネスの理想。しかし、投資対象が儲からないから商品が売れない、売れないから長期的視野での経営をできる余裕がない。その結果、既存の顧客層からの預かり資産の中で必要以上に売買を勧めて手数料稼ぎをする(いわゆる「回転売買」)、という一部の心無い証券会社・銀行の経営体質により顧客はさらに儲からない、という悪循環。
  • 「投資信託は儲かったことがないから、投資家自ら買いにくるものではなく販売会社が売りつけるもの」という認識の中、投資の中身自体よりも「いかに販売会社の営業員達が組織的に売りさばきやすいか」を第一要件として商品開発する一部の心無い投信会社

・・・等々、残念な状況は枚挙にいとまがありません。

では今後はどうか?もちろん、私自身、今回のアベノミクスを契機にいよいよ日本株が長期上昇軌道を奪還することを、一国民として、そしてこの国の資本市場に社会人としてゼロから育ててもらった者として、心から願っています。

ですが、前回も議論したように、あなたの投資はアベノミクスがうまくいこうがいくまいが、大成功を目指さなければなりません。だからこそ「グローバル分散投資」をお勧めするのです。

次回以降、「長期投資」を不幸で終わらせず、大成功させるために最も重要な要素の一つである「グローバル分散投資」についてお話します。

では次回またお会いしましょう

楽天投信のおすすめファンド

楽天みらいファンド 追加型投信/内外/資産複合 楽天投信投資顧問株式会社 色川徹 長い旅の案内人としてお客様と一緒に歩む

リスクおよび手数料等の説明

投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、申込手数料等の費用が異なり、多岐にわたりますので、詳細につきましては、それぞれの投資信託の「目論見書」「目論見書補完書面」を必ずご覧ください。また、一部の投資信託には、原則として換金できない期間(クローズド期間)が設けられている場合があります。

各商品は、銘柄ごとに設定された購入又は換金手数料(最大4.2%)および運営管理費用(信託報酬率等)の諸経費をご負担いただく場合があります。

投資信託の取引にかかるリスク

投資信託に組み入れられた株式または債券(投資信託に種類によって異なる)等の価格の変動等により基準価額が上下するため、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。また、投資信託に組み入れられた資産が外貨建ての場合、為替相場の変動等の影響により基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。

投資信託の取引にかかる費用

申込時に直接ご負担いただく主な費用:お申込手数料(投資信託によって異なります)
換金時に直接ご負担いただく主な費用:信託財産留保額(投資信託によって異なります)
投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用:信託報酬(投資信託によって異なります)

買付・換金手数料、信託報酬等、信託財産留保額以外にお客様にご負担いただく「その他の費用・手数料等」には、信託財産にかかる監査報酬、信託財産にかかる租税、信託事務の処理に関する諸費用、組入有価証券の売買委託手数料、外貨建資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息等がありますが、詳細につきましては「目論見書」で必ずご確認いただきますようお願いいたします。
また、「その他の費用・手数料等」については、資産規模や運用状況によって変動したり、保有期間によって異なったりしますので、事前に料率や上限額を表示することはできません。

商品等にご投資いただく際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。ご投資にあたっては、目論見書や契約締結前交付書面をよくお読みいただき、ご自身でご判断ください。

最終的な投資決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。
なお、取扱商品のご投資にかかる手数料およびリスクについてはこちらをご確認ください。

免責事項

本メールマガジンに掲載している内容はお客様への情報提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。最終的な投資決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、掲載している内容は予告なしに変更または廃止される場合がございます。必ず楽天証券のホームページなどで最新の情報をご確認のうえ、各サービスをご利用くださいますよう、お願いいたします。
また、法人口座でお取引なさっているお客様におかれましては、本メールに記載している金融商品やキャンペーンが対象外となる場合がございます。対象となる金融商品やキャンペーンについての情報は、楽天証券ホームページの各金融商品の説明ページやキャンペーン詳細画面に記載がございます。あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。

メールマガジンの配信停止&ご登録メールアドレスの変更方法

各種メールマガジンの購読申込、登録状況の確認、配信停止およびご登録メールアドレスの変更については、弊社WEBログイン後画面にて承っております。

お手数ですが、下記より各種お手続きをしていただきますよう、お願い申し上げます。

配信停止&ご登録アドレスの変更はこちら

※ お手続きの関係で、配信停止登録後、メールマガジン等が4〜5日間届くことがございます。ご了承ください。

楽天証券ホームページ

商号等:楽天証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第195号、商品先物取引業者
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会

東京都品川区東品川4-12-3 品川シーサイド楽天タワー
カスタマーサービスセンター(平日8時-18時)
お手続き専用ダイヤル
0120-885-687(通話料無料)
携帯・PHS・050で始まるIP電話からは03-6739-3322(通話料有料)
各種商品に関するお問い合わせダイヤル
0120-41-1004(通話料無料)
携帯・PHS・050で始まるIP電話からは03-6739-3333(通話料有料)

Copyright © Rakuten Securities, Inc. All rights reserved.