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非課税期間の終了(課税払い出し)

  • NISA

NISAロールオーバー制度(非課税期間延長)の制度は2022年度で終了いたしました。
2023年以降に非課税期間が終了する商品は課税口座へ払い出しとなります。

要約すると

  • 一般NISA口座の制度終了後も、買付した年から5年間はそのまま一般NISA口座で継続して保有できます。
  • 一般NISA口座で保有していた株式や投資信託を、新NISA口座の非課税枠へ移すことはできません。
  • 非課税期間5年経過後は自動的に課税口座(特定・一般)に払い出しされます。

2023年末をもって現行のNISA制度は終了し、2024年から新しいNISA制度が始まります。

一般NISA口座で買付した株式等は、非課税期間の終了(買付した年から5年間)まで非課税のまま保有・売却が可能です。
非課税期間終了時に、課税口座(特定・一般)へ払い出しされます。

2023年12月末をもって非課税期間終了となる株式や投資信託の取扱い

以下のいずれか1つをご選択ください

  1. 非課税期間中にNISA(非課税)で売却する(非課税で売却する場合は受渡日が年内となる取引が対象です)
  2. 特定口座または一般口座に払い出す(以降、課税の取扱いとなります)

①非課税期間中にNISA(非課税)で売却する(非課税で売却する場合は受渡日が年内となる取引が対象です)

一般NISAの非課税期間は、買付した年から最長5年です。
例えば、2019年にNISA口座で買い付けした株式・投資信託等の場合、受渡日が2023年以内であれば、非課税(NISA口座)で売却が可能です。

2023年 年内最終取引日
国内株式 2023年12月27日 15:00まで
投資信託 ファンドにより受渡日がことなります。
売却の申込受付日から受渡までの日数は、各ファンド概要の「受渡日」の項目をご確認ください。
米国株式 2023年12月27日 6:00まで
中国株式(香港) 2023年12月27日 17:10まで
中国株式(上海) 2023年12月27日 16:00まで

【参考】新NISAのメリットを活用しましょう!

新NISAでは「非課税保有期間が無制限」です。現行NISA株式等は、非課税期間中にいったん売却し、
2024年以降、新NISAで買い直して長期で保有する、という方法もあります。

② 特定口座または一般口座に払い出す(以降、課税の取扱いとなります)

非課税期間が過ぎた場合、非課税期間が終了する年末の終値で課税口座に払い出しされます。特定口座が未開設の場合は、一般口座へ払い出します。なお、お客様ご自身での手続きは不要です。

  • 2019年にNISA口座で買付した国内株式や投資信託の場合、本年最終営業日の基準価額もしくは終値で課税口座に払い出しされます。

「課税口座に払い出し」とは

非課税期間が終了した一般NISA口座内で保有する金融商品について、特定口座を開設されている場合は特定口座への払出、特定口座を開設されていない場合は一般口座への払出となります。
課税口座へ払出後の売却益や配当金・分配金等は課税対象となります。

非課税期間が満了する年の最終営業日の終値が税制上の取得価額となり、それをもとに売却時の譲渡損益が計算されるため、非課税期間終了時点で保有資産が値上がりしているのか値下がりしているのかで、その後に課税口座で保有している金融商品を売却する際に支払う税金に差が出てきます。

ケース1

一般NISA口座で株式を120万円で購入し、5年の非課税期間終了時に150万円に値上がりしていたとします。
この時点で一般NISA口座から課税口座へ移す場合、取得価格は150万円に変更されます。

その後、

① 150万円から170万円に値上がりし売却した場合 → 利益の20万円(170万円-150万円)に課税されます。
② 150万円から110万円に値下がりし売却した場合 → 利益がないので税金はかかりません。

最初から課税口座で購入・売却した場合
120万円で購入し、170万円で売却した場合、50万円(170万円-120万円)の利益に課税されることになります。一般NISA口座から課税口座へ移した場合(①)と比較すると、一般NISA口座から課税口座へ移した場合の方が支払う税金は少なく済みます。

ケース2

注意が必要なのは、非課税期間終了時に保有資産が値下がりしていた場合です。
例えば、一般NISA口座で株式を120万円で購入し、5年の非課税期間終了時に100万円に値下がりしていたとします。
この時点で一般NISA口座から課税口座へ移す場合、取得価格は100万円に変更されます。

その後、

① 100万円から130万円に値上がりし売却した場合 → 利益の30万円(130万円-100万円)に課税されます。
② 100万円から80万円に値下がりし売却した場合 → 利益がないので税金はかかりません。

最初から課税口座で購入・売却した場合
120万円で購入し、130万円で売却した場合、10万円(130万円-120万円)の利益に課税されることになります。一般NISA口座から課税口座へ移した場合(①)と比較すると、一般NISA口座から課税口座へ移した場合の方が支払う税金が多くなってしまいます。

非課税期間終了となる株式や投資信託の確認方法

PCサイトにログイン後、「NISA・つみたてNISA」→「年別保有商品」にて、買付した年を選択し保有商品を確認できます。

よくあるご質問

現行の一般NISA口座から新NISA口座への株式等のロールオーバー(移行)はできますか?

現行のNISA口座(一般NISA・つみたてNISA)で買付した商品の新NISA口座へのロールオーバー(移行)は制度上、認められていません。一般NISA口座で保有している商品が非課税期間5年を経過する場合は、課税口座(特定・一般)に払い出しされます。

一般NISA口座で保有している銘柄が非課税期間を終了する場合に、何も手続きをしないと、その銘柄はどうなりますか?
一般NISA口座で保有している商品が非課税期間5年を経過する場合は、課税口座(特定口座・一般口座)に払い出しされます。(特定口座が開設されている場合は、優先して特定口座への払い出しとなります。)
非課税期間が終了し、課税口座(特定口座・一般口座)に払い出された銘柄を再度NISA口座に戻すことはできますか?
一度払い出された銘柄は、NISA口座に戻すことはできません。
NISA口座で買付したのに課税されることはありますか?
一般NISA口座で保有している商品が非課税期間終了時に課税口座へ払出となった場合、税制上の取得価額は非課税期間満了年の最終営業日の終値に変更されます。そのため、課税口座へ払い出した後に税制上の取得価額を上回る条件で売却すると、当初NISA口座で買付した価額未満の金額で売却したとしても課税されます。
NISA口座で50万円で買付した保有銘柄が、課税口座払い出し時点で時価80万円となった場合、課税口座払い出し後の取得価格はどうなりますか?
払い出し時点の時価が税制上の取得価額となります。
この場合、当該銘柄の税制上の取得価額は80万円とみなされ、売却時には80万円を基準として譲渡損益が計算されます。
保有商品一覧の評価損益が変わってしまいました。どうしてですか?

非課税期間が終了となった場合、当初の買付価額ではなく、制度上、非課税期間満了年の最終営業日の終値が取得価額となり、それをもとに譲渡損益が計算されるからです。

■課税口座(特定口座・一般口座)へ払い出しされた方

取引履歴画面にて、買付時の取得価額を確認することができます。PCサイトにログイン後、マイメニュー→口座管理「取引履歴」より該当の商品の画面にお進みいただき、ご確認ください。

■2022年以前にロールオーバーした方(2023年以降、ロールオーバー制度は終了しております)

<国内株式・投資信託>

保有商品一覧画面の表右上にある、ロールオーバー前評価表示のボタンを「表示」に切り替えていただくと、NISA口座で買付時の取得価額をもとに算出した平均取得価額および取引総額を確認することができます。PCサイトにログイン後、「マイメニュー」→「保有商品一覧」より該当の商品画面にお進みいただき、ご確認ください。

  • 03:00~06:00の間はご利用いただけません。
  • 平均取得価額が変わる取引等があった場合(同銘柄の買い注文等)、翌朝の早朝メンテナンス後(原則AM6:00頃)に反映されます。

<外国株式>

取引履歴画面にて、買付時の取得価額を確認することができます。PCサイトにログイン後、マイメニュー→口座管理「取引履歴」より該当の商品の画面にお進みいただき、ご確認ください。

課税口座へ払い出し後、本来の取得価額はどこで確認できますか?

■課税口座(特定口座・一般口座)へ払い出しされた方

取引履歴画面にて、買付時の取得価額を確認することができます。PCサイトにログイン後、マイメニュー→口座管理「取引履歴」より該当の商品の画面にお進みいただき、ご確認ください。

■2022年以前にロールオーバーした方(2023年以降、ロールオーバー制度は終了しております)

<国内株式・投資信託>

保有商品一覧画面の表右上にある、ロールオーバー前評価表示のボタンを「表示」に切り替えていただくと、NISA口座で買付時の取得価額をもとに算出した平均取得価額および取引総額を確認することができます。PCサイトにログイン後、「マイメニュー」→「保有商品一覧」より該当の商品画面にお進みいただき、ご確認ください。

  • 03:00~06:00の間はご利用いただけません。
  • 平均取得価額が変わる取引等があった場合(同銘柄の買い注文等)、翌朝の早朝メンテナンス後(原則AM6:00頃)に反映されます。

<外国株式>

取引履歴画面にて、買付時の取得価額を確認することができます。PCサイトにログイン後、マイメニュー→口座管理「取引履歴」より該当の商品の画面にお進みいただき、ご確認ください。

非課税期間が終了となった投資信託の個別元本はどうなりますか?

非課税期間が終了となった投資信託の個別元本は、非課税期間が終了する年の最終営業日に表示される個別元本が引き継がれます。
なお、平均取得価額は、非課税期間が満了する年の最終営業日の価額をもとに再計算されます。

■課税口座(特定口座・一般口座)へ払い出しされた方

取引履歴画面にて、買付時の取得価額を確認することができます。PCサイトにログイン後、マイメニュー→口座管理「取引履歴」より該当の商品の画面にお進みいただき、ご確認ください。

■2022年以前にロールオーバーした方(2023年以降、ロールオーバー制度は終了しております)

NISA口座で買付時の取得価額をもとに算出した平均取得価額および取引総額を非課税期間満了後に確認するには、保有商品一覧画面のNISA口座区分の表右上にある、ロールオーバー前評価表示のボタンを「表示」に切り替えることで確認できます。PCサイトにログイン後、「マイメニュー」→「保有商品一覧」より該当の商品画面にお進みいただき、ご確認ください。

  • 03:00~06:00の間はご利用いただけません。
  • 平均取得価額が変わる取引等があった場合(同銘柄の買い注文等)、翌朝の早朝メンテナンス後(原則AM6:00頃)に反映されます。
非課税期間が終了するNISA口座保有の株式を売却したかったのに、非課税期間が残っている株式が売却されました。
また、特定口座(もしくは一般口座)に保有株式が移っています。どうしてですか?

非課税期間が満了となる株式と同じ銘柄を、NISA口座で複数年に渡り買付けし保有している場合、翌年の受渡になる年末の期間に該当銘柄を売却すると、非課税期間が満了となる株式は売却されず、後の年に買付し保有している株式が売却されるからです。
なお、投資信託等の場合も同様です。

  • 国内株式(現物・信用)、米国株式、アセアン株式、中国株式を売買した際の受渡日は、約定日から起算して3営業日目、夜間取引は4営業日目です。投資信託は銘柄によって受渡日が異なります。

◆例えば、A銘柄を2019年以降に複数年に渡りNISA口座で買付し、保有し続けている場合

買付年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
株数 100株 100株 100株

2023年の年末、翌年受渡となる期間にA銘柄を100株売却した場合、2019年分は課税口座へ払出され、2021年買付分が非課税で売却されることになります。

  • 注文時点では2019年残高から売却されますが、約定訂正されます。

200株売却した場合は、2021年の100株・2023年の100株が非課税で売却されます。
300株売却した場合は、2021年の100株・2023年の100株が非課税で売却され、2019年の100株は課税口座での取引として売却されます。

一般NISA口座で非課税期間が終了となった株式を課税口座に払い出すと、株主優待の長期優待条件から外れてしまうことはありませんか?
当社では、一般NISA口座で非課税期間が満了となった株式を課税口座(特定口座・一般口座)に払い出すことで、長期優待条件から外れることはございません。
なお、貸株サービスをご利用中の方は課税口座に払い出しされた際に、設定状況によって自動的に貸出されます。
その場合は、長期優待の条件から除外される可能性がございますのでご注意ください。

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